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札幌の3大繁華街ススキノ、北24条、琴似のひとつ、「琴似」(ことに)にあるローマ人の居酒屋食堂「ヴェッキアローマ」をご紹介します。
JR「札幌駅」より小樽方面行き(函館本線)の電車で2駅目の札幌市内では西側にある町です。
「ヴェッキアローマ」は、JR琴似駅東口より徒歩約4分のところにあるビルの2階にあります。
お店に入ると、どこか異国情緒を感じる雰囲気。
料理がとてもおいしいと聞いて来たのですが、こちらのお店では、札幌というよりローマに来た感じがするかもしれません。
通常はディナー営業のみですが、予約をするとランチタイムにも開けてもらえるので、今回は明るい時間に訪問しました。
せっかくなので、ヨーロッパ的な情緒を一層楽しむべく、スパークリング「マルティーニ ブリュ」(グラス700円)で乾杯。
そして楽しみな料理は、イタリア人シェフが作るローマの味! アンティパストやサラダは20種類以上あり、どれもおいしそうで迷います。
この日はシェフおすすめの「茄子のグラタン」(1,700円)を。
ジューシーな茄子は、ほどよくかかったチーズとバジルソースで。
茄子の味がする見た目以上にあっさりした味です。
パスタは10種類ほど。
この日は「本日の生パスタ」(2,000円)がラザニアだったので、迷わずラザニアをいただきます。
ひと口食べてびっくり。
今まで食べたラザニアの印象とは異なり、軽やかな口当たりです。
パスタのカリッと焼けた部分は芳ばしく、何度口に運んでも食べ飽きません。
シェフに味の秘密を聞くと、イタリアの家庭料理をそのまま作っているとのこと。
マンマの味だからこそ、食べ飽きないおいしさなんですね。
もう一品、ピザがおいしいと聞いていたのですが、メニューに「カルツォーネ」(1,850円)を発見し、迷わずカルツォーネに。
イタリア版ターンオーバーの「カルツォーネ」は、ピザ生地で作られますが、本当にピザサイズを半分にした三日月型が出てきました。
この大きさのカルツォーネをいただくのは初めてです。
切り分けたカルツォーネにたっぷりのローズマリーを振りかけてくれました。
北海道産の小麦で作った生地に、この日のフィリング、生ハムと、たっぷりのローズマリー。
見慣れた食材も組み合わせとシェフのさじ加減で、こんなにもローマ風な味になるのだと驚きました。
昔、『地球の歩き方』を片手に訪れたローマやナポリの味を思い出しました。
開いた窓の外から聞こえる町の喧騒もローマの街を思い起こさせるような料理の味とお店の雰囲気で、食事を楽しめるお店です。
琴似の街は、札幌の中でも歴史がある地域で繁華街としても意外にたくさんの飲食店が並ぶエリアです。
ディープな札幌の町探索をしたい際にはぜひ、琴似にも足を延ばしてみてください。
【ヴェッキアローマ】(ヴェッキアローマ札幌)
札幌市西区琴似2条1-3-5 玉田ビル2F
TEL: 011-215-6629
営業時間: 17:00~
定休日: 不定休
※イベント出店等により営業時間変更や臨時休業の場合があるので、電話等で確認してください。
アクセス
・JR「琴似駅」より徒歩約4分
・地下鉄東西線「琴似駅」より徒歩約10分
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