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超人気のお寿司屋さん「鮨人」(富山市)は意外にも当日予約が可能! ~北陸美味探訪1

hossie

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東京特派員

更新日
2019年11月3日
公開日
2019年11月3日
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こんにちは。「地球の歩き方」名古屋・愛知特派員ブログ担当のhossieです。

今回は富山県富山市にある寿司の名店「鮨人」さんをご紹介いたします。

中部・北陸エリアでは、「昇龍道」と言う観光ルートのPRを熱心に行っています。

「昇龍道」は中部・北陸地方(富山・石川・福井・長野・岐阜・静岡・愛知・三重・滋賀)を龍に見立てた観光ルートです。中部・北陸地域の形は、能登半島の形が龍の頭の形に似ており、龍が昇っていく様子を思い起こさせることから、地域の観光エリアを「昇龍道」と名づけたものです。

今回私は、九谷焼を見るために加賀市に行くことをメインの目的としていましたが、昇龍道の一番先の富山市まで足を延ばして、「鮨人」さんにお邪魔することにしました。

人気店故に予約は必須ですが、今回は10日前に予約の電話を入れたところ、運よく13:15からの第二部で予約を取ることが出来ました。

こちらの大将は脱サラをしてこの世界に飛び込んだ方ですが、他の寿司店での修行経験がなく、独学で寿司を学び、独立した方です。従来のスタイルにとらわれることなく、独自の拘りと研究で今のスタイルを確立されたようで、この日が初めての訪問だった私にも、その拘りが伝わって来ました。

●お店の入口付近の画像です。入替制なので外で待つことになります。駐車場はお店の前に4台、路を挟んだ向かいの「とりさき眼科」の裏に8台分確保されています。

●料理は紅白のエビからスタートです。品の良い甘味が特徴的でした。

●茶わん蒸しは梅の味付けのみのシンプルなものですが、美味しかったです。

●ご飯の上にカニ、イクラ、ウニが乗っています。

●大将がネタの名前を教えてくれましたが、聞き取れませんでした。とても美味しかったのですが、何だったのでしょうか?

●アジです。ややねっとりとした感じが良かったです。

●げそ焼と胡瓜と昆布の和え物です。これがまた何とも言えず美味しかったです。

●烏賊ですが、見ての通り細かく切れ目が入っています。マイナス50℃に冷凍した後に調理するそうで、お餅を食べているような柔らかさでした。このような食感の烏賊をいただくのは初めてです。

●ノドグロです。少し炙りを入れてあり、鼻のあたりに香ばしさが残ります。

●ブリです。実は寒ブリではなく、この時期のブリが一番美味しいそうです。

●「今日は良い鮪が入りました」と大将が言っていましたが、本当にその通りでした。飛び切り美味しい鮪でした。

●ノドグロとクエのしゃぶしゃぶです。旨みが九条ネギに染み込み、何とも言えない美味しさでした。

●ノドグロをネギマのようにしたものです。塩焼きのノドグロは柔らかく、超美味でした。

●汁物は独特で、魚の血も何もかも入れ、雑味を取って旨みだけを残した逸品です。これは正直好き嫌いが分かれる気がしました。

●穴子は九州の対馬産だそうです。独特の身の食感が心地良く、すぐに口の中で溶けていきました。

●締めは最中アイスでした。パリッパリの食感が最高でした。目茶目茶美味しかったです。

今回私がいただいたのは、お昼の中では一番高い8,000円のコースでしたが、どれも美味しく、これを銀座で食べたら一体いくらするのだろうと思うレベルのお寿司でした。

また、単にお寿司が美味しいだけではないことを、ピカピカに磨かれた換気扇から伺い知ることができました。多くの人があまり注目することの無い細かな点まで気配りをされているのは素晴らしいと思います。

カウンターは12席ありますが、大将のポリシーで全てを予約で埋めることはせず、必ず当日分として4席空けてあるそうです。大将曰く「ずっと前から予約をしなければ行けないお店は好きではありません。お寿司が食べたくなった時に食べに行けるお店にしたいので、このようなスタイルにしています」とのこと。

大将は個性的な方でしたが、その個性が良い意味でお店の運営に生かされていると思います。

お寿司を食べると言う枠を一歩越えて、「ある種イベントのようにお客さんを楽しませよう、喜んでもらおう」という思いが伝わって来る、素晴らしいお寿司屋さんでした。

鮨人(すしじん)

営業時間:12:00~14:00(第1部12:00~、第2部13:15~)、18:00~21:30

定休日:日曜 (祝日は営業、但し月曜が祝日の場合は日曜営業・月曜休業)

住所:富山県富山市新根塚町3-5-7

電話番号:076-422-0918

駐車場:店舗の前に4台、道路を挟んだ向かいの「とりさき眼科」の裏に8台、計12台分あり

公式ホームページ:なし

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