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京阪電気鉄道株式会社では、11月1日からアニメ「響け!ユーフォニアム」とのコラボレーション企画が開催されています。
同アニメ作品は、架空の高校に在籍する吹奏楽部員たちの青春を綴った物語で、宇治市が舞台となっていて、
宇治市の名所や行事のほか、京阪宇治線の電車や駅も描かれています。
↓画像はパンフレットから。
この催しでは、舞台となった場所を巡るのに便利な「舞台めぐりMAP」が
京阪電車主要駅や宇治市内各所で配布されていて、ARキャラクターとの写真撮影ができるスマートフォンアプリ「舞台めぐり」を利用したデジタルスタンプラリーも開催されています。
《舞台巡りアプリ》
スマホアプリ『舞台めぐり』は、好きなアニメの、物語やキャラクターにゆかりのある地を訪れるうえで欠かせない機能が満載されていて、アニメ舞台への訪問に便利なアプリです。
こちらは、宇治駅に設置されたキャラクター等身大パネルです。
【展示期間】 2019年11月1日(金)~2020年3月31日(火)
他にも、 京阪電車中書島駅、六地蔵駅、黄檗駅にも設置されています。
また京阪線で利用できる乗車券「京阪電車×響け!ユーフォニアム 2019 京阪線 フリーチケット」(全1種類)と、大津線利用できる乗車券「京阪電車×響け!ユーフォニアム 2019 ヘッドマーク型大津線フリーチケット」(全4種類)も販売されています。
京阪電鉄では本企画に関連する売上金の相当額を京都府が開設している「京都府で発生した放火事件に係る被害者義援金」口座に寄付されます。
舞台になった宇治駅から宇治橋辺りを歩いてみました。
まずは宇治橋。
宇治橋は日本最古の橋(646年)。
ここに流れる宇治川は、琵琶湖から瀬田川として流れて来て、京都府に入ると宇治川と名を変えます。
その後、宇治川は木津川と合流した後、桂川とも合流し淀川となり大阪湾に注いで行きます。
宇治は、平安貴族の別荘地として、また合戦が繰り広げられてきた歴史を刻む町でもあります。
特に宇治公園の一帯は、平等院や宇治上神社をはじめ数々の史跡に恵まれ、風情ある景色が広がっています。
宇治は、アニメ「響け!ユーフォニアム」の舞台となった所ですが、紫式部が描いた源氏物語の舞台でもあります。
『源氏物語』は11世紀初め、平安時代半ばに書かれた全五十四帖からなる長篇小説。特に最後の十帖は、宇治が主な舞台で「宇治十帖」と呼ばれています。
宇治十帖は「橋」に始まり「橋」に終わる物語です。
ここ宇治公園は、回遊式庭園の様に橋から橋で繋がっています。
まずは「橘橋」
続いて「喜撰橋」
こちらは「朝霧橋」
11月の宇治川には、「京阪電車×響け!ユーフォニアム 2019」の舞台と、源氏物語を想起させる宇治の景色が広がっています。
《京都府立宇治公園》
〇〒611-0021 京都府宇治市宇治塔川
〇交通アクセス 京阪宇治線宇治駅から徒歩で5分
JR奈良線宇治駅から徒歩で10分