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エストニアで、エストニア流のお寿司を食べてみよう!

Chisato

Chisato

エストニア特派員

更新日
2019年11月7日
公開日
2019年11月7日
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Tere!(エストニア語で、こんにちはの意)

エストニアの首都タリンには、お寿司屋さんがたくさんあります。

どのショッピングモールにも1店舗くらいはお寿司屋さんが入っていますし、繁華街を歩けばあちこちでお寿司屋さんを見かけることができます。バガヘア!(エストニアで、Very good!の意)

そんな中、今日は「Plaza」さんをご紹介したいと思います。

メニューの一部はこちらです。

ふむふむ、焼き寿司ね。

・・・・・・ん? 伊豆東部? OKI-DOGOって、隠岐道後のこと??? ちょっとよくわからない・・・・・・。

次は、

あー、天ぷらね。

・・・ん?

あー! 天ぷらといってもお寿司屋さんだものね、揚げ寿司かー!

でもなんだかよくわからないから、セットを頼もうかなあ・・・・・・。

えーっと、口永良部島セットには、フィラデルフェア、カリフォルニア、屈斜路・・・・・・、十勝???

わかんない! ごめん、ぜんっぜんわかんない!!! なにこれ?

でもうーん・・・・・・わかる・・・・・・わからないけどわかる・・・・・・住めばわかるのかも・・・・・・。

なんだかわかってしまうー!

エストニアの人たちは、お寿司が好き(おしゃれでヘルシーなイメージ?)だけれど、海苔が苦手で、ナマモノが苦手の様子。

「それでは、お寿司は嫌いってことなんじゃあ?」と思ってしまうのですが、お寿司は絶対に好き。そこは外せない。

そこで、まずは海苔の見えないお寿司の代表格「カリフォルニアロール」を食べて、海苔を攻略したのか。ついでに、お寿司には地名をつける! という固定観念も同時に誕生した模様(注:お寿司に地名をつけないお店もあります)。

さらには、苦手なナマモノをクリアすべく、焼いたり、揚げたりした模様。他店で「寿司ピザ」なるものを食べたこともあるので、おそらくナマモノを攻略すべく、かなり研究してくれた模様。

こうなってくると、お寿司がお寿司たる所以って? という気持ちが湧かないでもなく、エストニアのお寿司を眼の前にするとついつい、お寿司の必要条件・十分条件を書き出してしまいたくなります。でもやっぱり! 日本から遠く離れたこのエストニアで、日本のお寿司をなぜだかこんなにも好きになってくれて、こんなにも頑張ってくれていたことを知ると感謝! 嬉しい!! ありがとう!!! の気持ちでいっぱいになります。

(写真は、天ぷら寿司。その奥に、日本でよく見かけるカッパ巻きなどが写っています。)

で、肝心の味はどうかって?

これがおいしいんですよ!!!

ごくごく稀に、お醤油が残念・・・・・・というお店があるのですが、お寿司自体は本当にどこでもおいしいです。おすすめ!

なお、ほとんどのお寿司屋さんは、アジアンレストランなので、ラインナップはお寿司のほか、キムチ、トムヤムクンなど豊富に揃っています。最強です。私の経験上、匂いのきついものを注文しているテーブルの隣だと、お寿司を味わうのはなかなか難しかったので、テーブル選びには細心のご注意を。

ちなみに、エストニアの人の家にお邪魔すると、必ずといっていいほど巻き簾(まきす:巻き物を作るときに使うもの)があって見せてくれます。それくらいエストニアの人たちは心からお寿司が好きで関心を持ってくれています(巻き簾を買ったけれど使ったことはない、という人がほとんどのようですが)^ ^

日本では食べられない、新しくておいしい「エストニアン寿司」をぜひ一度お試しいただければと思います。

※ Plazaはチェーン店ですので、キーワード「Plaza sushi Tallinn」でご検索ください。

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