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鳩の湯温泉 三鳩楼 吾妻郡東吾妻町

KaRyo

KaRyo

群馬特派員

更新日
2020年1月6日
公開日
2020年1月6日
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明けましておめでとうございます。

旧年中はたいへんお世話になりました。

本年も変わらぬご愛顧をどうぞ宜しくお願いします。

今年最初の投稿は、300年の歴史を持つ奥上州の隠れ宿で、浅間隠温泉郷のひとつである鳩の湯温泉 三鳩楼です。

その昔、鳩が湧き出る湯で傷を癒していたことから鳩の湯と名付けられ、寛政年間より湯治宿として親しまれてきました。

そして驚くべきは、300年以上も経過してきたのに、今でも約42度の源泉が、昔と変わらず沸き続けている事だと主人は話してくれた。

撮影桐生特派員加藤(承諾済)

浅間隠温泉郷への道標

お正月なので門松が飾ってありました。

それと、レトロな郵便ポストが出迎えてくれます。

宿の玄関です。

このキャッチフレーズがいい!

ホールの歴史を感じる風景

客室は味わいのある木と漆喰壁の部屋。

歴史の香りと温もりを感じる!

障子紙がパリッとしていて気持ちいい!

お風呂に向かう廊下はこんな感じ〜

途中にある洒落た窓と掛け軸

男子露天風呂

さぁ〜ひと風呂浴びてきますネェ〜

内湯の風呂は、檜の板で蓋がしてあります。

これは、江戸時代(寛保年間1741年)より温泉効果・檜の効果を大切に、現代まで伝えてきた歴史ある習慣だそうです。

きっと江戸時代の武士達も、檜の蓋を開け閉めして入っていたのだろうネェ〜。

いい湯だなぁ〜ハハハン♪

色も温度もいいじゃなぁい〜

何度も出たり入ったりしてポッカポカになっちゃいました。

効能 痔疾・神経痛に特に効く

又胃腸病・婦人病・その他冷えによる病

泉質 炭酸泉で天候により透明、不透明に変わる。

夜遅くに入っていたら、宿のご主人と一緒になり色々な話をしました。

昔は、混浴で今の湯船とは違う場所にあったそうだとか。

300年前と源泉温度が変わっていなくて、自身も驚き感謝しているなど。

それと私ごとになるけれど、何十年も前から鳩の湯を知っていたという話。

高校生だった私にバイト先のマスターは、「加藤〜鳩の湯へ連れて行こうか?」って誘ってくれましたが、あいにく学校があり行けませんでした。

そんな記憶をずっと忘れていたのですが、正月にのんびり出来る宿はないかと探していたらあったのです。

「鳩の湯三鳩楼」あっ、これだと即予約しました。

親父のようだったマスターはもうこの世にはいませんが、この湯に浸かって思い出していますと…..

走馬燈のように青春期が回ります。

あぁ〜なんか、心まであったまってきました。

さぁ〜これからは夕飯の写真です。

素朴ですが手作り感満載の料理の数々。和テイストの優しい味がうれしいです。

このけんちん汁は最高!

アッアツで根菜たっぷりのおふくろの味。ほんとは、おかわりしたかったけど、そんなのないヨネェ〜。

帳場の脇にある年季の入った柱時計!

源泉掛け流し!

ごはんがおいしい〜。艶々のピッカピカ〜。

通常は、お茶碗半分なのにこの日の朝ごはんは、3杯おかわりしました!

あぁ〜良かったぁ〜。心も体も癒されました。

長閑で鄙びて「ボケ〜ッと」休めるひととき。せわしい現実から偶には逃避。

いいヨ! みなさんも是非来てネ。

それではご機嫌よう♪

■鳩の湯温泉 三鳩楼(Sankyuro)

住所 〒377-0933 群馬県吾妻郡東吾妻町大字本宿3314

TEL 0279-69-2421

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