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2月18日の京都は、近畿地方に強い寒気が流れ込んだ影響で、市内の各地で積雪が観測され
嵐山も雪の朝でした。
凛と冷え込んだ大気のなかに渡月橋が見えます。
風光明媚な嵐山は、四季を通じてたくさんの人がこられる人気の観光地ですが、新型コロナウイルスの影響で、嵐山を訪れる観光客も激減しています。
《オーバーツーリズム》
近年の京都観光はオーバーツーリズムに例えられるように、ホテルは満室でどこに行っても京都の観光処は大混雑でした。
京都市観光総合調査のデーターでは、2011年度には50万人くらいの外国人宿泊客数が、そののち年々急激なスピードで激増し、2018年には約9倍の450万人にまで膨れ上がっていました。
そんな最近の京都観光でしたが、2020年1月に襲ってきたコロナウイルスの影響を受け、嵐山も来客が減っています。
《嵐山通りのポスター「スイてます 嵐山」》
「#竹林#嵐山#人いない」
「人間よりサルの方が多いとか、久しぶり。」
「今なら待ち時間なしで下り放題」
「すいすい渡れて なんか、、、 すみません。。。」
観光とは難しいものですね。
来客が、あまりに多すぎても困るし、極端に少なくなっても困まります。
とにかく、今は、コロナウイルスの感染がこれ以上広がらず、1日も早く峠を越えることを願うばかりです。
かつて、冬の京都といえば閑散としていましたが、今朝は久しぶりに人の多くないかつての京都の冬景色に出会えました。
渓谷では、朝日が射し込んでいました。