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Sut Mae!(シュマイ!こんにちは!)
今回もフィンランドのラップランド地方、イナリを旅したときの模様をレポートします。
■イナリ湖の上でオーロラ鑑賞 今回、利用したホテル・イナリはイナリ湖畔に建っていて、オーロラ鑑賞につきものの面倒な移動や長い待機時間は必要なく、この凍った湖の上に立つだけで気軽に楽しめます。
▲凍ったイナリ湖の湖上に設置された案内板
オーロラ鑑賞のために事前に用意したもの
防寒着と防寒靴: ボアつきで靴底の滑り止めがしっかりしたスノーブーツ。ウエアはスキーやアウトドア用のフリースとジャケット、スノーパンツをヒートテックの肌着やタートルの上に重ね着。寒ければいつでも暖を取りに部屋へ戻れる状況だったのでこれで充分でした。撮影用の三脚: iPhoneでの撮影用にBluetoothで遠隔操作も可能なリモコンつきスマートフォン用のミニ三脚。オーロラの出現予測をしてくれる無料アプリ: 「My Aurora Forecast」をダウンロード。旅行前からイナリでのオーロラ発生状況を確認。オーロラ撮影用の有料アプリ: いくつか有料アプリはありますが、評価が高くお値打ちだった「NorthanLights」をダウンロード。
オーロラ鑑賞当日は雲ひとつないクリアな空で観測には最適な夜でしたが、オーロラの強さを表すKp値(1〜9)はレベル2と弱めでした。
それでも、My Aurora Forecastでイナリ上空にオーロラが来ていることを確認し、湖上に立つと白い雲のようなオーロラを発見。
三脚をセットし、アプリを使って、iPhoneで撮影してみると緑色のオーロラが写し出されました。
▲有料アプリNorthanLightsを使用し、iPhoneで撮影したオーロラ
撮影での注意点:氷点下の状況ではカメラや携帯電話のバッテリーの消耗が非常に激しくなります。iPhoneも鑑賞中は常にポケットの中に入れて、カイロなどで温める必要があります。予備のバッテリーがあると安心です。
▲デジタルカメラで撮影したオーロラ 写真提供:タカさん
こちらは現地で知り合った方にデジタルカメラで撮っていただいた写真です。
プロ仕様のカメラなどではなく、普通のデジタルカメラでシャッタースピードやISO感度をマニュアル設定し撮影されたそうです。
スマートフォンで撮影した写真に比べ、より鮮明にオーロラが写し出されています。
スマートフォンでも、もっときれいに撮影できる有料アプリがあるのかもしれませんが、オーロラをきれいに撮影されたい方にはカメラの持参をおすすめします。その際は説明書で各設定方法の確認も忘れずに。
■人気のアクティビティ、犬ぞり体験
ホテル・イナリには滞在中、楽しめるいろいろなアクティビティが用意されています。
運営はホテルの隣にあるツアー会社(VISIT INARI SAFARI OFFICE)が行っていますが、予約はホテルでも可能です。
今回は人気のハスキー・エクスペリエンスという犬ぞり体験に参加。
参加費1人€190(2020年3月現在)*レンタルウエア込み、所要時間3時間(移動時間含む)
ツアー会社に集合時、スタッフから服装チェック&防寒対策のアドバイスを受けます。
当日は快晴でしたが気温は氷点下17℃。ソリ乗車中は体感気温が氷点下20℃近くになるため、私用の防寒着の上にさらに重ね着するよう厚手の防寒着や手袋、スノーブーツが全員に貸し出されました。
そして、ツアー会社のマイクロバスで10分ほど移動して、ハスキー犬のファームへ。
インストラクターから、わかりやすい英語でソリの操縦方法や注意事項などの説明があり、参加者全員が理解したところで、2名1組になってソリに乗車。
ソリは乗る人と立って操縦する人に分かれ、途中で交代します。
乗車時間はトータルで約1時間30分。(操縦&乗車各40〜45分)
▲停車時にはインストラクターが各自のカメラやスマートフォンで撮影してくれます
▲走行時に座席から撮影
操縦者は走行時の撮影を固く禁じられていますが、同乗者は座席から自由に撮影を楽しめます。
▲ハスキー犬と記念撮影
犬ぞり体験後、自由にハスキー犬たち(ハスキー犬以外もいます)と記念撮影ができます。
▲コタ・ハットでホットドリンクのサービス
最後はコタ・ハットと呼ばれる小屋でホットコーヒーやホットベリージュースが振る舞われ、冷えきった身体を温めてから、ツアー会社に戻ります。
■Visit Inari