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Bonjour こんにちは!
2区にある、モントグイユ通りをご紹介します。
おいしいお店が軒を並べる、いつも市民でにぎわう活気ある商店街です。
魚屋や花屋など、市民の生活を垣間見ることができます。
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歴史も深く、こちらのお店「Le café Voltaire」は1750年創業。
作家バルザックが1827年に哲学集でここを「les martyrs ignorés 忘れられた殉教者たち」と紹介しています。ナポレオンの甥であるナポレオン3世の第二帝政の時に、のちに大統領にもなったガンベッタがここで友人らと談義に花を咲かせたそうです。
詩人のアンドレ・ジイドや、アナトール・フランスらも贔屓にしていました。
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こちらは1730年創業、パリ最古のパティスリー。
ルイ15世専属のパティシエ、ストレー氏が創業者です。
お店自体もオペラガルニエ宮をの建築士の弟子がデザインしただけあり、趣があります。
ショーウィンドーに並んだスイーツはもちろん、お惣菜もとってもおいしいです。
チョコレートがぎっしり詰まったエクレアにバターの香りがすこぶるよいクロワッサン、季節のフルーツタルトは中に入っているクリームとのバランスが絶妙!
サントノレはチョコレートとクラシックタイプのふたつ。
どれもおいしいのですが、なかでもババ・オ・ラムという洋酒を使ったお菓子と、チョコレートを使ったデザート類は絶品です。
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新しいものもすすんで取り入れるのがパリ流。
通りから1本入ったところにあるカフェ「MATAMATACOFFEE」。
最近パリで流行っているプチカフェです。
コーヒーの味にこだわり、その日焙煎したてのものがいただけます。
一番のおすすめはChemexで入れるコーヒー。
本日の豆はグアテマラ。チョコレートのような香りです。
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こちらのパティスリーはなんとパリ中の有名パティシエのケーキが一堂に会す、まるでデパートのようなお店!
毎日それぞれのお店で作られたケーキが運び込まれます。
ピエール・エルメ氏のマカロンや、シリル・リニャック氏のケーキ、ユゴー・エ・ヴィクトールのマドレーヌにカラメルパリのタルト……。
お土産にしやすい焼き菓子やショコラもあります。選びきれない種類の豊富さです。
18世紀から続く市民の台所に足を運んでみてください。
きっとおいしいものに出合えますよ!
それではまた、à bientôt!