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2020年の今年も咲きました~日本三大桜のひとつ「山高神代桜」

水月

水月

山梨特派員

更新日
2020年4月2日
公開日
2020年4月2日
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桜の季節も本番になりましたね。

山梨県北杜市のなかでも一番ともいえる桜の名所「山高神代桜」を観に行ってきました。

2020年の今年は3月21日に開花宣言、24日には満開となったそうですが、まだ満開を続けていました。

周辺に咲く30本以上の桜には、五分咲き~八分咲きのものもあり、もう少しの間楽しめそうです。

うわ~壮観! 水仙とのコントラストがまた美しい~♩

この水仙、10万株ほどもあるそうですよ。

向こうに見える山は、南アルプス連峰です。

ここは、日蓮宗のお寺「実相寺(じっそうじ)」。境内には、30本ほどのソメイヨシノのほか、全国各地の名桜の子桜も花を咲かせています。入口を飾るのは「身延山のしだれ桜」の子桜です。子桜といってもすでにりっぱな大木ですね。

まずは本殿にお参りをして。

御朱印や御守りなどはこちらの社務所でいただけますが、新型コロナウイルスの影響を避けるため4月2日現在は無人販売になっていました。御朱印は書き置きのものを、御守りやおみくじなどもお金を置いていただくようになっています。毎年入口近くに並ぶ露店なども出ていませんでした。

「華の筒みくじ(200円)」を引いてみました。かわいらしいお花が描かれた筒に入っています。桜の柄を選びました。なかにはおみくじのほか水引の輪が一輪。わたしが引いたのは「開運の花」です。御守りに持ち歩こうっと。

さて。こちらが、境内にある日本三大桜のひとつ「山高神代桜」です。

樹齢2000年ほどといわれる日本一長く咲き続けているエドヒガンザクラです。1990年には、新日本名木百選にも選ばれました。

ぼんぼりのように丸く集まって咲く様子がかわいらしいですね。

1948年には、3年以内に枯死するとの宣告を受け再生事業が行われ、人の手により、そして自らの生命力により、樹は息を吹き返しました。そのあともこの地で大切に大切に守られてきました。

2000年の時を超え、今年も美しく花ひらいた桜。見ていると元気が湧いてくるようです。

長い冬を耐えて花ひらく桜、本当に美しいですね。

どうぞ皆さんにも、よい春が訪れますように。

■実相寺「山高神代桜」

・住所:〒408-0306 山梨県北杜市武川町山高2763

・ホームページ https://www.jindaizakura.com/

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