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「山高神代桜」に続き、本日4月4日は、山梨県南アルプス市にある「妙了寺(みょうりょうじ)」のしだれ桜を見に行ってきました。
って、それ桃の花じゃないの?と思われた方、当たりです!
車で韮崎方面から52号線を通り、桃源文化会館入口という信号で右折して「妙了寺」を目指したんですが、この道、桃の花がとってもきれいだったんです。
小さな桃畑ですが20以上はあったと思います。その濃く明るいピンクに癒されながら走りました。こんなふうに桃畑に花桃の木を植えているところもあったりして、かわいかったです。
52号線を曲がったところから10分ほどで到着しました。わ~桜咲いてる。
日蓮宗の「高峰山妙了寺」は、身延山久遠寺に並ぶ格式といわれ「裏身延」と尊崇されてきました。1949年火災によりほとんどを焼失しましたが、境内のしだれ桜は焼け残ったそうです。
徳川家の出生祈願寺であり、安産・子育ての守護として信仰されてきたといわれています。
境内には白に近い桜、濃い目のピンクの桜、いろいろ咲いていました。
風もなく穏やかな春の日。夫婦で、友達と、小さな子供を連れた家族もいらしていましたよ。
まずは、本殿にお参りをして。
本殿の屋根を飾るようにして咲いている桜がとても美しかったです。桜は日本文化になくてはならない花なのだとあらためて思いました。
その桜が本殿のガラス窓に映りこんでいて、風情がありますね。
ですが、有名なしだれ桜はすでに葉桜になっていました。例年見頃は4月上旬なんですが、2020年の今年の桜はやっぱり早いですね~
このしだれ桜は樹齢100年以上の古木で、お寺が全焼した火災にも負けず、人々を元気づけるかのように毎年美しい桜を咲かせているそうです。
葉桜ですが、ほろりとこぼれるように咲いた一輪一輪を愛で、来年は満開の頃に来るねと伝えてきました。
鐘も立派で、桜がとても似合います。
桜はいいですね~見ているだけで気持ちが明るくなって、心が洗われるようです。
どうぞ皆さんに、よい春が訪れますように。
■高峰山 妙了寺
・住所: 〒400-0317 南アルプス市上市之瀬724
・電話番号: 055-283-4541