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Sut Mae(シュマイ!こんにちは!)
ジョンソン首相が2020年3月23日の夜、国民向けのテレビ演説で全国的なロックダウンに入ることを発表してから、18日が経過し、イギリスは本日4月10日からイースター休暇に入りました。
イースター(復活祭)は移動祝日のため、毎年日程が変わりますが、2020年のイースター休暇は本日4月10日(金)のグッドフライデーから、12日(日)のイースター、13日(月)のイースターマンデーと4日間の日程です。
ただし、スコットランドでは独自の祝日法を採用しているため、イースターマンデーは平日となり、休暇は3日間と異なります。
また、イギリスでは多くの学校でイースター前後の2週間が長期休暇となるため、子供たちにとっての春休み期間でもあります。
現在、ロックダウン中のイギリスですが少なくとも3週間は実施されるとのことでしたので、このイースター休暇が終わった頃、政府は今後の方針を発表するのではないかといわれています。
ただ、新型コロナウイルスの脅威はいまだ世界中を震撼させている状況であるため、イギリスのロックダウンもほかのヨーロッパ諸国同様、期間が延長されるというのが大方の予想です。
"効果を無駄にしないように"
昨日、4月9日の定例会見で療養中のジョンソン首相に代わって、ラーブ外相が国民に呼びかけた言葉です。
「3週間近くにわたるロックダウンによって、効果が得られつつある今、それを無駄にしないよう一人ひとりが努めよう」と、イースター休暇を前に国民に強く呼びかけたのです。
今年のイースター休暇は家族と自宅で過ごすことになりますが、パンデミックの最前線で働き続ける人たちに心から感謝し、春の訪れを祝いたいと思います。
Pasg Hapus! Happy Easter! ハッピーイースター!
皆さまもどうかお身体に気をつけて、お過ごしください。
▲イースターバニー&イースターエッグ/Photo by Junko Cannon