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《八坂の塔から清水寺へ》(2020年5月23日撮影)
東大路通りから八坂通を入ると46mの塔、八坂の塔が現れます。正式名は法観寺。
石畳の小路の奥に見える姿は格別です。
八坂の塔の歴史は古く、飛鳥時代に聖徳太子が建てた、日本最初の五重塔といわれています。
その後、八坂の塔は 戦いや落雷で三度焼失。
現在の塔は、室町将軍の足利義教によって1440年に再建され今日に至っています。
八坂の塔の写真を撮る場合、八坂通りから見上げたアングル↑か、この↓角度からのアングルに人気があります。
新型コロナウイルス以前は、この通りで人の写らない写真を撮るのは、ほぼ無理でしたが今は人も少なくて、少し待てば人が写らない写真も撮れました。
八坂の塔は、江戸時代初期には観光の名所になっていて、当時の名所案内には絵入りで紹介されていたそうです。
【八坂の塔・(法観寺)】
・住所: 〒605-0824 京都府京都市東山区八坂上町388
・アクセス: 市バス東山安井または清水道下車徒歩5分
二年坂、三年坂を経て清水寺に着きました。
清水寺では、いま50年に1度といわれる大規模な改修・修繕工事が行われています。
工事は2017年から始まり、今は清水の舞台のところが行われています。
清水寺の始まりは宝亀9(778)年。奈良時代の末で、山号は音羽山。
宗派は北法相宗です。
東山・音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に、国宝、重要文化財を含む15の伽藍が建ち並んでいます。現在の建物のほとんどは江戸初期の再建であり、平成6(1994)年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」に登録されています。
清水寺の朝は早くて、朝6時からお参りができます。
清水寺からの景色は、雪化粧の景色や全山紅葉の晩秋もいいですが緑美しい、今の季節もすばらしいです。
清水寺の境内は広くて一周回るのに約1時間くらいかかります。
朱塗りの三重塔の高さは、約31m。
塔は日本に存在する三重塔の中では最大級の建造物で、鮮やかな朱塗りが新緑に映えています。
塔内部には大日如来像が祀られていて、極彩色の金剛界曼荼羅や飛天・龍などが天井や柱に描かれています。
5月23日。緑美しい八坂の塔から清水寺でした。
【清水寺】
・所: 〒605-0862 京都府京都市東山区清水1丁目294
・参拝料: 大人・大学生・高校生 400円、小学生・中学生 200円
・参拝時間: 午前6:00 ~ 午後6:00
・アクセス: 京阪電車祇園四条駅・徒歩20分/阪急電車河原町駅下車・徒歩20分/市バス清水道・五条坂から徒歩10分