キーワードで検索
全国的に緊急事態宣言が解除されましたね。
中国地方は、2020年6月1日以降、中国5県以内では感染予防を心がけた上で県をまたいでの移動ができることになりました。
前回までは過去の写真で鏡野町の旧上斎原村エリアをご案内していましたが、県内の移動が自由になったので現在の上斎原へ行ってきた様子をレポします。
これから暑くなる季節には避暑におすすめのエリアですよ。
旧上斎原村は現在は合併により鏡野町となっていますが、東部は恩原高原で夏はキャンプ場、冬はスキー場と年間を通じて楽しめるレジャースポットです。
北西部にある人形峠には、国内でも稀なウラン鉱床がありますが、採算に合わないため採掘は行われておらず、現在は核燃料サイクル開発機構(現・日本原子力研究開発機構)人形峠環境技術センターが開設され研究が行われています。
久しぶりのドライブですが、このあたりは鳥取県との県境なので、細い旧道で道を間違え、鳥取県に入ってしまい、慌ててUターンするハプニングがありました。
Σ(゚д゚lll)
さて、そして、やって来たのは岩井滝です。
パーキングには半分くらいのスペースがうまっていました。
滝へは遊歩道が整備されてあるので歩きやすいです。
植物は大きなシダと針葉樹が目立ちます。
「日本名水百選」のひとつ、こんこんと湧き出る石清水は、子宝に恵まれるという伝説が残っています。
大きなボトルを持って来て、水だけくんで帰って行く人もいます。
持参したボトルの中に水を汲むとクリスタルガラスのように輝き、冷たくてほんのり甘味を感じる喉ごしのいい水でした。
歩くこと400mほどで目指す滝が見えました!
開口一番 「しょぼ~」 っと夫。
そうねぇ、水量がグッと控えめで、以前見た水のカーテンの姿にはほど遠いです。
でも、少ないなりに趣はありますよ。
岩井滝は巨大な岩盤の下をとおり、滝のうしろに入ることのできる珍しい滝です。ここまで滝に近づくと豪雨の時のような水音で迫力があります。
ここは、さほど広い空間でもないので、「密」を避けるために通行止めになっていのではと危惧しましたが大丈夫でした。
ただ、このときここでカレーライスを食べている人たちがいたので、おいしそうな食欲をそそる匂いが充満していました。
(((o(゚▽゚)o)))
"カレー"って人が食べているとなぜかメチャメチャ食べたくなるので、できればサンドイッチかおにぎりなどでお腹を満たして欲しいです~。 ( ˃̣̣̥ω˂̣̣̥ )
雲から太陽が顔をのぞかせると、垂水がキラキラとサンキャッチャーような輝きになります。
また、冬には滝が凍り圧巻の"氷瀑"が現れることでも有名と聞きますが、積雪は2mを超え道中の渓谷沿いの道も狭く、とても車を運転して来れるとは思えません。
ただ、冬になると安全性が確保された「岩井滝スノーシューハイク」というツアーがあるそうです。→※
滝に裏側があるのは、安山岩が岩屋のように突き出しているからです。
滝からの飛沫による霧のような冷涼感は得られませんでしたが、藤が咲き季節がひと月くらい戻ったような県北の新緑の季節でした。
ちょっとずつ、日常がもどって来ているのがうれしいこの頃ですね。
第二波が来ないようマスク持参でお出かけをしたいと思います。
・住所: 〒708-0601 岡山県苫田郡鏡野町上齋原中津河
・電話番号: 0868-54-7655(鏡野町産業観光課)
・交通アクセス: 中国自動車道院庄ICから約60分
・駐車場: 普通車30台、大型車3台
※冬季(12月下旬~4月上旬)は積雪のため、行くことができません