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パリでは貴重!?本当においしいイタリアン

HIROMI

HIROMI

東京特派員

更新日
2020年6月18日
公開日
2020年6月18日
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Bonjour こんにちは!

パリは美食の町として有名ですが、あまりおすすめされないものとしてイタリアンが挙げられます。

パスタがゆで過ぎだったり、塩辛すぎることが多いのです。

そこでお店選びがとても重要になります。

創業40年を超える老舗イタリアン、Restaurant Cherche-midi。

Cherche-midi通りにあるこのお店はイタリアから渡ってきたディメオさん一家が代々経営しているお店です。

パスタは全種類、すべて自家製のため、毎日メニューが変わります。

フランスワインはもちろんのこと、イタリアワインやイタリアビールもありますよ!

好みを伝えればカクテルも作ってくれます。

パスタのほかには魚料理、肉料理も。

イタリアンでは前菜、ひとつ目のメインとしてパスタかリゾット、ふたつ目のメインで肉か魚、そしてデザート、カフェと続きます。

もちろんお腹の具合に合わせて好きなものだけ選んでもOKです。

私たちは前菜に盛り合わせ(€16)とパスタにしました。

サービスで出てきたサラミも。

自家製の焼き立てフォッカッチャと共に提供されます。

シャキュルトリーと呼ばれるハム類もすべて自家製です。

どれもおいしくてメインが来る前に食べ過ぎてしまいそう……

初夏には生ハムメロンや、ブラータという脂肪分たっぷりの特製モッツァレラチーズのサラダもおすすめです。

今日のパスタは蟹のスパゲティ、グリーンピースと豚肉のクリームパスタ(ジジリという捻ったパスタ)、リコッタチーズのラビオリ(チーズを包んだパスタ)にトマトとバジルのソース、夏トリュフのクリームパスタ(フェットチーネ)、の4種類でした。

私たちは蟹のスパゲティにしました。

パスタだけでお腹がいっぱいでほかには食べられませんでしたが、本日の肉料理は仔牛のステーキ、キノコのソース添え、魚は鱈のポワレのトマトソースでした。

デザートはさくらんぼ(季節の果物)、ティラミス、パンナコッタ、チョコレートケーキ、アイスクリーム(味は選べます)がありました。

カフェを頼むとチョコレートもつけてくれたりとサービス精神たっぷり!

ちなみにイタリアのカフェ(エスプレッソ)はフランスのものよりも濃く、量も少ないのでご注意を!

このお店のオーナーのリディさんは日本が大好きで、すでに何度か旅行で訪れているそう。

東京や大阪、京都を巡って、それぞれ使う言葉がまるで違うことに驚いき、日本の電車がすべて時間どおりにきちんと動いていて、みんなが整列して待つことにも感動したそうです。

パリには日本の文化、食を愛する人が多いように思います。

メニューはイタリア語とフランス語で記載されていますが英語での注文もできます。

イタリア語のメニューは私たち日本人にも聞き覚えがあるものが多いので、なんとなく想像もつきますし、質問すればていねいに教えてくれます。

場所は6区、サンジェルマン地区にほど近く、百貨店ボン・マルシェにも徒歩6分なので買い物や観光のあとに立ち寄ることができます。

外出禁止期間には持ち帰り(emporter)の営業をしていました。

6月15日の初日には道まで客があふれたいへんな盛況ぶりだったそうです。

▲お店のカード。お持ち帰り用に「chez vouz」おうちで、と記載されています。

パリでイタリアン?と思われるかもしれませんが、疲れたときには知っている味を求めたくなるものです。とっても雰囲気(sympa)のいいお店なのでイタリアンが食べたくなったらおすすめです!

それではまた、à bientôt!

■Restaurant le cherche-midi

・住所: 22 rue de Cherche-Midi,75006

・アクセス: 10か12番線Sevrés-Babylone駅または4番線Saint-Sulpice駅より徒歩3分

・営業時間: 12:00〜15:00、19:30〜23:00

・定休日: なし

・予算: 平均は€40ほど

先日創業40年を記念して料理本も作成されました。

ミシュラン掲載店でもあります。

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