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エストニアの首都タリンにある世界遺産「旧市街」で見る”夏至の夜”

Chisato

Chisato

エストニア特派員

更新日
2020年6月23日
公開日
2020年6月23日
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Tere!(エストニア語で、こんにちはの意)

今年2020年の夏至は6月21日(日)でしたね。皆さまはどのように過ごされましたか?

私はエストニアの首都タリンにある世界遺産「旧市街」内のトームペアへ足を運び、国会議事堂脇の「のっぽのヘルマン(Pikk Hermann)」を見てきました。

というのも、「のっぽのヘルマン(Pikk Hermann)」の塔では毎日、日の出と共に国旗が掲揚され、日の入りと共に国旗が降納されているのですが、昨年ふと、夏至の日は夜遅くに国旗が降納されるのだろうか? それとも一晩中真っ暗にはならないからそのまま国旗が掲げられ続けているのだろうか?と思い、それをどうしても確かめたくなり、夏至の日に上ることに決めていたのです(塔には登れません。トームペアの坂道を上っただけです)。

当日22:30頃、「のっぽのヘルマン」に行ってみると、怖いかな悲しいかな誰もいませんでした。そして国旗は掲げられていました。

日の入り時刻の22:42になると、なんといつものように国歌が流れ(普段より短いような気がしましたが気のせい? 夜間だから周囲に配慮??)……

係りの人が上ってきて、国旗を降納し始めました。

夏至の日はこうなっていたんだなあ! 今日もここはエストニアなんだなあ(中世から、この地を治める国の国旗が掲げられることになっています)!と、平和を祈りながら家路につきました。

※ 治安のいいエストニアですが、ひとりで深夜出歩くことはおすすめしません。私もひとりでは行動しておりません。

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