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今月は瀬戸内市の牛窓をご紹介しましょう。
牛窓は「日本のエーゲ海」というキャッチフレーズで特に観光に力をいれた町で、最近では「恋人の聖地」という認定も受けているそうです。
恋人の聖地とは? → ★
また、香川県小豆島とならび日本二大オリーブ産地のひとつで、日本オリーブ株式会社が運営している牛窓オリーブ園は10haの土地に平和のシンボルとされる約2000本のオリーブを栽培し、牛窓を代表する観光地になっています。
入口の近くに建つ古い建物は「赤屋根」と呼ばれ「オリーブの画家」として親しまれた佐竹徳画伯がアトリエとして使っていたそうです。写真は玄関側ですが、海に面するほうは、全面に大きな窓があり開放的な建物でした。
展望広場に着くと瀬戸内海が広がり、前島、黒島、黄島、さらに奥には小豆島が見えます。
ロケーションは最高で、よく晴れると香川県の屋島まで見ることができます。
また、満月の日は東から登る輝く月と瀬戸内海の海面に映るムーンロードが楽しめます。特に十五夜の日はショップやカフェの営業時間を延長していましたよ。
オリーブ園といえば、もちろんオリーブの実!
写真は9月に撮影したオリーブの実で10月になると収穫ができます。毎年、収穫祭がありますが2020年の今年はどうなるのでしょう? ガーデンマーケットなどにぎやかなイベントが繰り広げられているので、中止にならないで欲しいです。
牛窓が「恋人の聖地」に認定されていることから、牛窓オリーブ園には"幸福の鐘"があります。
この鐘を恋人や夫婦、ふたりで一緒に3回鳴らすと、幸せになるそうです♪
「鐘をならしたいなぁ~♪」と言うと、夫は「勝手に鳴らしてこい」。
あ~、結婚して10年も経つと、こうなるんですね。
鐘の下には順番待ちの家族やカップルが楽しそうです。
オリーブの木って絵になりますよね。園内をゆっくり散策するとフォトジェニックな場所をたくさん見つけられます。
散策マップを持ってお散歩してみましょう。
オリーブの小径は、どこままでも歩いていきたいほど気持ちよく、お弁当を持ってきてピクニックもいですね!
オリーブの緑は1年楽しめますが、6月初旬は淡黄色の小さな花をつけ、芳しい花の香りに包まれます。
私のおすすめのシーズンです。
虫やカエルの声しか聞こえない静かな道を歩むと
カッコいいメタセコイアが目にとまり、その右下に何か見えます。
紅葉の季節になるとあのメタセコイアも色鮮やかに紅葉します。
遠くから見えていたものがありました。
古代ローマの神殿を思わせるエンタシスの石柱が建つ「ローマの丘」です。
20年以上前に開催された"牛窓国際芸術祭"で設置された人工のアートが今もたたずんでいたのでした。
印象的なモニュメントで、ここで「魔女の宅急便」の実写版のロケが行われたとか!
物語の舞台となったのは小豆島らしいですがね。
ここからも瀬戸内海がよく見えました。晴れていたらもっと、鮮やかな島影が見えたと思います。
泊まったことはないのですが、オリーブ畑の中には「牛窓国際交流ヴィラ」という宿泊施設があります。前回ご紹介した瀬戸内市宿泊応援キャンペーンの対象宿泊施設にも指定されています。人気のあるキャンペーンで開始から3日で上限に達した宿泊施設もあるので気になる方は早めにチェックしてくださいね。
牛窓国際交流ヴィラ → http://nippon-olive.info/mall/villa/
・住所: 〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓412-1
・電話番号: 0869-34-2370(牛窓オリーブショップ)
・営業時間: オリーブショップ 9:00~17:00
・定休日: なし
・料金: 無料
・駐車場: 普通車85台、バス7台
・アクセス: (車)岡山ブルーライン邑久ICから約15分、(バス)JR邑久駅から牛窓行きバス約20分、「オリーブ園入口」下車(徒歩約30分)