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新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、2020年8月10日よりパリ市内の屋外一部公共空間で、11歳以上のマスク着用が義務化されました(過去記事「屋外でのマスク着用義務化 パリ市内の一部公共空間で2020年8月10日から【ウィズコロナ】」)。そして同8月15日朝8時から、その区域がさらに拡大されます。
今まではおもに道路を指定して場所が定められていましたが、今後は区域を指定して着用場所が追加。線から面での制限に変わります。違反者には€135の罰金が科されます。
▲マスク着用義務化のエリア(パリ警視庁のウェブサイトより)
マスク着用が義務化されるパリ市内のエリア
対象となる地区はパリ警視庁のウェブサイトに記載。右岸1〜4区や、シテ島およびサン・ルイ島、セーヌ川に近いカルチェ・ラタンやサン・ジェルマン・デ・プレ地区、プラス・モンジュ周辺、エッフェル塔を中心にシャン・ド・マルス公園やトロカデロ周辺、モンマルトル、モンパルナス駅やリヨン駅、サン・ラザール駅、北駅、東駅周辺など。観光スポットや人が集まりやすい地区を中心に指定されています。
なお、状況によって規制エリアは今度変更される可能性があります。
パリを中心としたイル・ド・フランス地域圏、およびマルセイユを中心としたブーシュ・デュ・ローヌ県は、フランスの他の地域と比べて新型コロナウイルスの陽性率が高いです。パリも日によっては残暑が続いています。体調管理にはくれぐれも気をつけつつ、感染拡大を防ぎたいですね。