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さて、前回紹介した癒やしの村デュルンシュタイン、今回は魅力溢れる村の中を紹介します。
デュルンシュタインは村と言うだけあり、半日あればゆったりと観光することができます。鉄道の駅から村の入口までは徒歩5~10分、村のメイン通りの端から端までゆっくり見て歩いても15分ほど。
メイン通りには、至る所にお土産屋さんや、カフェにレストランが並びます。
バゲットをお手本に1905年に生み出されたパン、「Wachauer Laberl(ヴァッハウアーラーベール)」で有名なベーカリー「Schmiedl(シュミードゥル)」。
今ではスーパーでも売られていますが、外はカリッと香ばしく、中はふわふわでたまらないオリジナルのヴァッハウアーラーベールを求める人たちで賑わいます。観光シーズンになると、買ったパンをすぐに店の外でかじる人々の姿は見もの。
持ち帰りにしてハムやチーズと合わせて食べても最高!
中のカフェでひと息する場合には、「Marillen(マリレン)」アプリコットのお菓子がおすすめ。こちらはアプリコットネクターに、アプリコットシュトゥルーデル。コーヒーカップの色もアプリコットカラーでマリレン尽くしです。
散歩のお供にはマリレンクネーデルアイス。シンプルなマリレンのアイスもいいですが、クネーデル生地の練り込まれたアイスは本当に美味しくていち押しです!
ドナウ川沿いに静かに佇む素敵な村は、散歩道がありゆったり歩くのにとてもお勧め。時間の流れを忘れるひと時です。
ケーリンガー城跡、教会の青い塔、そしてぶどう畑とドナウ川を一度に眺めることのできる贅沢な公園。夕暮れ時はとても美しいです。
お腹が空いたらホイリゲへ! 村の中と外に何件かあるホイリゲは、平日は午後3時から、土日祝日は正午から営業しているお店がほとんどです。観光シーズンには予約をお忘れなく!
こちら、村の入口すぐの細い道にある「Alter Klosterkeller(アルタークロースターケラー)」は、種類豊富でおいしいメニューが魅力のホイリゲ。すぐ横の道を、サイクリングする人たちが結構なスピードで走っていることがあるので、お店を出入りする際には要注意!
デュルンシュタインでお土産を買うなら欠かせないアプリコット。ガイドブックにも載っている有名なショップ「Wieser(ヴィーザー)」は、色々なアプリコット製品を取り扱っています。
美味しそうな製品で溢れる赤い棚の店内。
ハートのロゴが可愛いアプリコット製品は、実を使ったジャムだけではなく、種をチョコレートでコーティングしたものなど、珍しいお菓子もあるのでお見逃しなく。試食もさせてくれます。
そのまま飲むもよし、お菓子に使うもよしのアプリコットリカーもおすすめ。
ヴァッハウならではの製品はお土産にも喜ばれること間違いなし!
来年のシーズンは3月末から10月末まで。コロナ騒動が落ち着いていることを願い、「Gute Reise(グーテライゼ)!」いい旅を!