キーワードで検索
バルセロナのシンボルともいえるサグラダ・ファミリアは、1882年に着工。翌年からいまや日本でも有名なガウディが主任建築家として指揮をとっていたものの、1926年教会のミサに行く途中で路面電車に轢かれて亡くなってしまいます。そのあとも建築は続いていますが、一時は「完成までにあと200年」などといわれている時期もありましたが、技術の進歩と観光客増加にともなう入場料収入で工期は大幅に短縮され、ガウディ没後100周年にあたる2026年に完成する予定でした。
が!! ここにもコロナウイルスの影響が!!
ロックダウン中には建築は中断し、観光客が来なくなったことで入場料収入が激減。いまはまた建築を再開しましたが、資金がなければ今後は予定していたペースで進めることができません。
あと6年で完成した姿が見られることは楽しみだった反面、完成してしまうとさびしくなるという意見も耳にしていました。没後100周年というメモリアルイヤーに合わせて完成させたかった気持ちはわかりますが、"未完こそがサグラダファミリアの魅力"という考え方に則ると、そんなに悲観的にとらえる問題ではないのでしょうね。
さあ、完成はいつになるのか楽しみですね。