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下郷町は福島と栃木の県境に続く裏那須の稜線を歩いてきました。
"裏那須"とは、大峠を挟んで那須連峰に続く山塊の俗称で、最高峰は三倉山です。
茶臼岳をはじめとした"表"の華やかさとは違い、静かな山旅を楽しむことができます♪
今回は、大峠林道を起点に流石山・大倉山・三倉山の三山をつなぎました。
下郷町南倉沢地内上空より望む裏那須の稜線
〈参考〉 三本槍岳より望む裏那須の稜線↓(2017年11月)
観音沼を過ぎ、野際新田地区より日暮滝の駐車場まで車で進みます。
(災害復旧工事のため、現時点で最奥となる駐車場は日暮滝前です)
色づきを増しつつある日暮滝
アスファルト道を終え、一般的な登山道へ入ります。
付近はカラマツやダケカンバなどが目立ちます。ブナは比較的若い樹が多い印象です。
樹林帯を抜けた先で大峠へと出ます。
三斗小屋温泉や三本槍岳方向との分岐となります。
お地蔵様に手を合わせたあと、流石山へ。
急登を過ぎると、なだらかなアップダウンのある稜線へと出ます。
流石山、大倉山、三倉山へと続く稜線
三倉山から土倉山へと続く稜線
福島県側の眺望です。
手前に観音沼、そのやや右上に道の駅しもごう。最奥には飯豊連峰が確認できます。
小野岳の奥に広がる会津盆地は、まだ雲海が広がっています。
やや進んで、歩いて来た稜線を振り返ります。
旭岳(甲子旭岳・赤崩山)周辺はいまだガスの中です。
このあと、次第にガスに包まれてしまいました。
ルートの確認は比較的容易な山ですが、不安を感じる方は戻る選択をお願いします。
折り返し地点でもある三倉山の山頂直下でガスが抜け始めました。
三倉山の山頂へ。
観音沼から下郷町中心部方向を俯瞰します。
左手前は唐沢山です。
休憩中に旭岳がその全貌を現してくれました。
どの方角から見ても端正な秀峰です。
歩いて来た裏那須の稜線です。
バックには那須連峰の一大稜線が見えています。
山頂を後にし、同じルートを戻ります。
復路でも時折ガスに視界を遮られましたが、おおむね展望を楽しむことができました。
大倉山とその北斜面です。
旭岳方向
西へと延びる県境の稜線
大倉山頂直下で三倉山を振り返ります。
那須の山らしい強風を栃木県側から受けつつ稜線を戻ります。
なお、風除けとなるポイントは灌木帯の中に複数見られます。
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