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大寒波到来。スペイン各地で雪景色!!

田川 敬子

田川 敬子

スペイン特派員

更新日
2021年1月11日
公開日
2021年1月11日
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太陽サンサンのイメージがあるスペインは年中暖かいと思っている方もいるようですが、冬は寒いです。地域によっては雪が降りますし、スキー場もあります。

この2021年1月8日は、スペインの各地で雪が降りました。長いところでは3日間にわたって降り続けたようです。

首都マドリーでは50年ぶりの降雪量を記録。空港を閉鎖しなければいけませんでした。SNSに白く染まったマドリーの写真がたくさん投稿されていますが、雪の積もった道路でスキーやスノボをして楽しむ人もけっこういるようで、どんな状況も楽しむあたりがスペイン人らしいなと思いました。雪は止んでも厳しい寒さは続くようで、明日(11日)の最低気温はマイナス10度になるとのこと。でも、マドリーの住宅はセントラルヒーティングが主流なので、家の中は暖かいんですよ。それに比べ、温暖なバレンシアにはセントラルヒーティングはほんとんど普及しておらず、寒波が来ると家の中の寒いこと!!

こちらは私の友人が撮ったマドリーのレティーロ公園の近くの様子です。まるで雪国のようですね。

ビーチリゾートのイメージがあるここバレンシアの内陸部でもかなり降りました。標高の高いカステジョン県モレージャに住む友人が測ったところ、58cmも積もっていたそうです。私の住む町は降りませんでしたが、最低気温は0~2度、最高気温も一桁のこの冬一番の寒さです。わが家から車で30分ほどの知人のオリーブ農園も雪で覆われたようで、こんな写真を送ってきてくれました。

今回のこの大寒波は"Filomena(フィロメナ)"と名づけられました。

コロナウイルスが落ち着いたらスペイン旅行を考えている方は大勢いらっしゃると思いますが、冬にお越しになる際は訪問先の気候を調べて、気温に見合った服装でお越しくださいね。これまで何度か「こんな寒いと思わなかった」と耳にしましたから。

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