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Suet Mae!(シュマイ!こんには!)
ウェールズでは2020年のクリスマス前に新型コロナウイルス対策として実施された3回目のロックダウン(都市封鎖)が現在も続けられ、いまだに外出が厳しく制限されています。
ただ、ワクチン接種も順調に行われていて、最近では新規感染者数や死亡者数も減少傾向にあることから、「ロックダウン緩和の見通しも立ってきたのでは?」といった情報もテレビのニュースなどでよく耳にします。
実際、ボリス・ジョンソン首相は先日(2021年2月15日)の会見でイングランドでも実施されているロックダウンの解除に向けたロードマップを22日に発表することを明らかにしました。
そんななか、本日(2月19日)、ウェールズ政府はイングランドに先駆けて今後の緩和政策を発表。
その内容は以下の通りです。
・ 2月20日より、一緒に運動できる人数が2人から4人までに変更。ただし、そのメンバー構成は2家族まで。そして、社会的距離(2m)の確保を厳守
・ 2月22日より、3歳から7歳までの子供たちを対象に学校での対面学習を再開
・ 2月22日より、実習生を含む、一部の職業訓練および学習者を対象に学校での実習を再開
・ 3月1日より、認可された結婚式場であれば、人数制限など規則にしたがっての式典が可能
・ 外出制限は再び延長、国の封鎖に関しては変更なし
マーク・ドレイクフォード首席大臣は厳しい外出制限の延長について、「今後3週間以内に終了できることを望んでいる」と述べ、次回は3月15日頃に政策が再検討されるとしました。
▲ 画像提供:ウェールズ自治政府公式ウェブサイト(https://gov.wales/)
パブ、レストラン、カフェは持ち帰り用を除いて、引き続き閉鎖されたままということで、私の一時帰休(Furlough)もこのまま延長になるようです。
22日に発表されるイングランドの緩和政策が気になりますが……とりあえず、ウェールズでは引き続き「ステイ・ホーム」が続けられます。
皆様も引き続き、健康に気をつけてお過ごしください。