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イースター休暇の遠出はお預け、2021年の春はバスク内で楽しみます

黒田 カナエ

黒田 カナエ

スペイン特派員

更新日
2021年3月7日
公開日
2021年3月7日
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ちょうど1年前の今頃、バスクでも新型コロナウイルス感染者が初めて見つかりました。

3月中旬にスペイン全体で緊急事態宣言が発令され、かなり厳しいロックダウンを経て第1波は夏前にいったん落ち着きました。

そして夏のバケーションは自由に移動ができていたのですが、その後に第2波が……。

さらにクリスマス休暇のあとに、第3波が来て、いまやっと第3波が落ち着いてきたところです。

スペインはいまでも5月末まで緊急事態宣言下にあります。

気がつけば、もう桜が咲いていました。

波が来るたびに、各州ごとに行動規制されます。

ここ1ヵ月半はビルバオから出ることができていないのですが、火曜日からバスク州内での移動が可能になります。

これまでの経緯で、バケーション後に感染者が増えるということがわかりましたので、これを繰り返さないためにも4月のイースター休暇はバスク州外に出ることが禁止となりそうです。

マスクやソーシャルディスタンスも当たり前になり、できる範囲で楽しもうという考えが方が広がり、美術館でビルバオ人が列を作っている光景も目にします。

イースター休暇中、郊外のホテルでは70%以上予約が埋まったところもあるそうです。

バスク州住民がバスクの魅力を再確認するよい機会になりそうですね。

ワクチン接種もスローペースですが進んでいます。

その効果があらわれてビスカイア県とギプスコア県の高齢者施設内での感染者がゼロになったそうです!

パピーちゃんのお花も咲いてきて、マスクの色がはっきりしてきました。

少しずつ、春が近づいてきている気がします。

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