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車折?? くるまおれ? しゃせつ?……
さてなんと読むでしょうか。読み方は「くるまざき」と読みます。
車折神社では早咲き桜が咲いています。
《なぜ車折神社と呼ばれるようになったのでしょうか》
鎌倉時代に後嵯峨天皇が牛車で嵐山を訪れたときに、神社の前で牛車をひっぱる部分が折れてしまいます。
天皇はご祭神に気づかず前を通った非礼を詫び、「車折大明神」の号と正一位を贈られたことから
車折神社(くるまざきじんじゃ)と、呼ばれるようになったといわれています。
《車折神社の歴史》
車折神社のご祭神は、平安時代末期の貴族であり、儒学者であった清原頼業(きよはらよりなり)。
当時の都を代表する一流の知識人でした。
その頼業公の菩提を弔うために建てられた廟(びょう)がこの神社の前身になります。
廟(びょう)には、頼業公が桜の木を愛でていたことから、たくさんの桜の木が植えられました。
以来、春になると桜が咲き乱れることから「桜の宮」とも称されてきました。
《ここは芸事・学業・金運・良縁などに、ご利益のあるパワースポット》
車折神社は、芸事・学業・金運・良縁等にご利益のあるパワースポットとしても有名で、境内にある芸能神社には多くの芸能人の方から玉垣が奉納されています。
3月半ばのいま、境内では早咲き桜が咲き、華やかな世界が広がっています。
咲いているのは、河津桜やカンヒザクラ。そして早咲きの八重桜など多彩な種類の桜が咲いています。
【車折神社】
・住所: 京都市右京区嵯峨朝日町23
・拝観時間: 境内自由(社務所受付9:00~17:00)
・拝観料: 境内無料
・アクセス: (電車)京福電車嵐山線「車折神社」駅下車 徒歩すぐ/(バス)京都駅から→京都バス 71・73・74系統「車折神社前」下車 徒歩すぐ/(車)数台駐車場有