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こんばんは。東日本大震災から10年、日本中、世界中の方々からの被災地支援に感謝します。
2011年3月11日、いままでに経験したことのない大きな揺れに驚きましたが、当初はそれほど深刻な被害ではないだろうと思っていました。電気、ガス、水道がストップしましたが、すぐに復旧するだろうと。
もちろんテレビを見ることもできなかったので、まさか沿岸部を大きな津波が襲っているなんて知るはずもなく、夕方ラジオをつけて津波のことを知りますが、その時点では情報が錯綜していて世の中は混乱していました。
夜、外は真っ暗で、星空がきれいだったのをいまでも思い出します。近くの遮断機が下がったままで、カンカンカンカンとひと晩中鳴り響き、遠くの方では消防車のサイレンが鳴っていました。
東日本大震災から10年。電気、ガス、水道が普通に使える幸せを、あらためて感じます。10年前は電気は1日後、水道は1週間後、ガスは1ヵ月後に復旧しました。
親戚が亡くなり、友人の家族が亡くなり、知人が行方不明のままです。
宮城県では震災関連死を含め1万1687人が犠牲となり、1214人がいまだに行方不明です。復旧作業が遅れている地域も多く、まだまだ復興の途中です。