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こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。
今年2021年は、武田信玄公生誕500年記念の年。4月1日に山梨限定で「信玄公生誕500年記念オリジナルフレーム切手」が発売されました。
この4種類です。武田信玄公が軍旗に挙げていた「風林火山」をテーマにしています。「風林火山」は、古代中国の兵法書『孫子』の言葉だそうです。
「風」疾如風(はやきことかぜのごとし)は、風のように速く攻めるという意味。
「林」徐如林(しずかなることはやしのごとし)は、林のように落ち着いて待つという意味。
「火」侵掠如火(しんりゃくすることひのごとし)は、攻めるときは火が燃えるような激しさでという意味。
「山」不動如山(うごかざることやまのごとし)は、動かないと決めたときには敵の挑発にのらず山のようにどっしりと構えるという意味を持ちます。
風林火山の教えを胸に、その軍旗をはためかせ、武田軍は戦国時代を駆け抜けていったんですね。
4シート購入したら、ファイル入りで、一つひとつの切手の解説がついていました。
武田軍に貢献した人物の旗印がデザインされているんですが、たとえば、「風」シートの山本勘助は「他国の情報と軍法の知識で功績」
「林」シートの真田幸隆は「六連銭の旗印、城攻めに知略を発揮」
「火」シートの飯富虎昌は「信玄公の信頼厚い赤備隊の猛将」
「山」シートの高坂昌信は「海津城代として信濃統治の一翼を担う」などなど。
また、「風」には武田神社、「林」には信玄堤、「火」には甲州金、「山」には恵林寺の写真入り切手も入っています。
武田神社を紹介した記事はこちら【桜が五分咲きです~武田信玄公を祀る「武田神社」】
信玄堤を紹介した記事はこちら【南アルプス連峰の眺望バツグン~桜咲く「信玄堤公園」を歩きました】
もちろん、どのシートにも武田信玄公の切手はちゃんと入っていますよ。上の3枚は共通です。
真ん中のブルーの「花菱」は武田氏の家紋、武田菱。右は信玄公の象徴でもある「兜」や「髭」「赤備え」「武田菱」をモチーフにした信玄公生誕500年記念の公式ロゴマークです。
すべてのシートに「信玄公生誕500年記念特別サイト」信玄公ゆかりの地が見られるQRコードもついていて、34ヵ所のゆかりの地を地図と写真入りで紹介しています。なかなか見ごたえありますよ。
信玄公生誕500年の今年、まだまだ何か起こりそうな甲斐の国。
武田信玄公にまつわるニュースを、これからもお伝えしていこうと思います。
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・山梨県内の郵便局で販売しています(各1000シート限り)
・1シート(84円切手×10枚)1330円
・4シートセット 5320円