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晩春を彩る3000株の山吹が見頃「松尾大社」

Akio

Akio

京都特派員

更新日
2021年4月12日
公開日
2021年4月12日
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西京区の松尾大社では山吹が見頃を迎えています。

場所は、京都のメインストリート四条通の西の端に位置しているのが松尾大社です。

アクセスは阪急電車が便利で、阪急嵐山線「松尾大社」駅を下車すると、すぐ目の前です。

JR京都駅からの市バスでは約40分ほど。

車でのアクセスは、物集女街道(29号線)を嵐山方面へ進むと松尾大社が見えます。

《松尾大社の歴史》

大宝元(701)年、秦忌寸都理(はたのいみきとり)により、松尾山の頂上付近・大杉谷の磐座の神霊を社殿に移したことに始まり、平安遷都の後、賀茂神社とともに王城鎮護の社とされ「賀茂の厳神、松尾の猛霊」と称されました。古くからお酒の神様として信仰を集めています。

《晩春に咲き誇る3000株の山吹》

松尾大社は、関西でも随一とされる山吹の名所。

境内を流れる一の井川沿いを中心に数約3000本と言われる山吹の咲く風景はすばらしいです。

山吹が群生している、一の井川の川沿いでは、山吹と水車とか、写真映えする風景に出合えます。

「花の命は短くて……」と言いますが、桜とともに山吹の花も咲いたと思ったら、すぐに散り始めて行く花です。

山吹の花の見頃期間は約10日くらいだそうです。

山吹の花の山吹色といえば、オレンジ色と黄色の中間色。

小判の黄金色にも例えられています。

こちらは一重の山吹。

八重の山吹。

山吹を詠んだ松尾芭蕉の俳句は……

「ほろほろと山吹散るか滝の音」

境内には酒造業者が奉納した酒樽がたくさん奉られています。

境内に湧く「亀の井」の湧き水を入れて酒を造れば腐らないと言われてきました。

この水は「延命長寿」「よみがえりの水」としても知られています。

【松尾大社】

・住所: 京都市西京区嵐山宮町3

・アクセス: (バス)京都駅から京都市営バス28号系統「松尾大社前」下車。もしくは、京都駅から京都バス73、83系統「松尾大社前」下車/(電車)阪急嵐山線「松尾大社」下車

・駐車場: 無料(バス10台、自家用車100台)

・境内散策: 自由

・松風苑庭園: 大人 500円

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