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ハワイを代表するホノルルの名店「MWレストラン」が新装開店

小嵜 有美

小嵜 有美

ハワイ特派員

更新日
2021年4月19日
公開日
2021年4月19日
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ホノルルのグルメたちが待ち望んでいた「MWレストラン」が、ロケーションも新たに新装開店しました。コロナのパンデミック中には、レストランを閉めてテイクアウト専門店として営業。2020年12月に閉店のお知らせと同時に新店のニュースが流れました。そして、最初の計画からは少し遅れたものの2021年4月6日に新店オープン!

オーナーシェフのミシェル・カー・ウエオカとウェイド・ウエオカはホノルル出身。店名の「MWレストラン」はデザートを担当するパティシエのミッシェル(Michelle)の頭文字のエム(M)、そして料理を担当するウェイド(Wade)の頭文字のダブリュー(W)からとっています。 結婚10年目を迎えるミッシェルとウェイドは公私ともによきパートナー。

ミッシェルは、ニューヨークの名門料理学校ザ・カリナリー・ インスティチュート・オブ・アメリカを卒業後、シェフからパティシエに転身しました。そしてウェイドはアラン・ウォンズで修行しながらホノルルのカピオラニ・コミュニティーカレッジでカリナリー・アートを専攻。

ふたりはアラン・ウォンズで出会い、2011年に結婚。2012年には、ミッシェルが米国の新進気鋭のシェフや料理専門家を称賛する「スターシェフズ・ライジング・スターズ・アワード」を受賞しました。そして2013年、アラモアナに「MWレストラン」をオープン。開店当時からずっと予約の取りにくい店として繁盛していました。2014年には、米国で最も権威のある料理賞であるジェームズ・ビアード財団賞の「ベストニューレストラン部門」にレストランがノミネートされ、ミッシェルは「優秀ペイスとリーシェフ部門」にノミネートされました。

新しい「MWレストラン」でも、ハワイの新鮮な食材を使い、さまざまな国の料理法を駆使してハワイならではの料理を出しています。韓国料理のおかず(パンチャン)を思い起こさせるような料理や、和食にヒントを得た料理など多彩です。前の店舗で出していた人気メニューはそのままに、新しいメニューも追加されました。今日はその中でも厳選して、いくつかの料理を紹介します。

▲「シーザーサラダ」はパリッパリッの新鮮レタスに特製シーザードレッシング。トッピングの小魚がアンチョビを使ったドレッシングの味を引き立てています。

▲私のいち押しの「スパムむすび」です。薄くしたもち団子の上に和牛肉と粗挽き肉入りの自家製スパムをのせています。しっかりとした肉の味とモチモチしたもち団子の組み合わせが最高です。10個くらいはぺろりと食べてしまいそうなおいしさ。

▲まるで向日葵のような「スモークサーモン・クラッカー」はアペタイザーとしてビールと一緒に食べたい一品です。クラッカーのパリパリ感がサーモンディップのおいしさを引き立てています。

▲ハワイ島コナ産のロブスターは新鮮でプリップリ。緑色鮮やかな山葵とネギのソースがロブスターそのものの味を引き立てます。添えられたコーンとハーツ・オブ・パームももちろんハワイ産。

▲骨付きのトマホークステーキを食べるのは誰もがもつ夢?!ですよね。肉の旨みを引き出す焼き加減のステーキをMW特製ソースでいただきます。

▲ミッシェルのシグネチャーのかき氷は、果物を凍らせてそのままかき氷にします。4月は、マウイ島クラ産のイチゴを使って「桜」をイメージ。ミッシェルらしいほんのりとした甘さです。これからはマンゴーの季節なのでマンゴーかき氷が登場します。

場所は、カピオラニ・ブルーバードとワード・アベニューが交差する角にそびえるコンドミニアム「シンフォニー・ホノルル」の2階です。とてもエレガントなデザインで、少しおしゃれして訪れたいレストラン。

入口にはバーがあって、主任バーテンダーのジェン・レンが作り出すカクテルを楽しむことができます。

■MWレストラン(MW Restaurant)

・電話: +1-808-955-6505

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