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週末からの数日、雨や風であいにくの天気が続いていましたが、「チシマザクラ」の蕾が開いていました。
「白い恋人パーク」の西向かいにある「宮の沢ふれあい公園」です。
こちらは、1日前の蕾ばかりのチシマザクラ。
チシマザクラは、もともと北方領土の「国後島」から根室へ持ち込まれた桜で、そこから北海道各地に広まったそうで、根室では桜の開花宣言の標本木は、北海道で唯一、チシマザクラです。
(道内では、エゾヤマザクラかチシマザクラの標本木です)
背が低く、根元から枝が分かれているので、目の高さで花や蕾を楽しめます。
ピンク色の蕾ですが、花が開くと蕾の色とは異なり白っぽい花になるのも特徴です。
ピンクの丸い蕾と可憐な白い花が並んでいるのは、とてもかわいらしい光景です。
公園内には、エゾヤマザクラもあり、ピンク色の蕾が枝いっぱいについていました。
あちこちに枝先が色づいた木があるので、近づいてみると赤く染まった葉っぱです。
北海道(北国)では、春によく見られる「春紅葉」(はるもみじ)です。
桜の蕾にばかり目が行っていましたが、周りの木の葉も花の蕾のように色づいていました。
道南、松前町に続き、2021年4月20日、函館でも桜(ソメイヨシノ)の開花宣言がありました。
札幌市内では、いまの時点で開花宣言はまだですが、場所によってはエゾヤマザクラなどがすでに咲いているようです。
北国に、やっと花の季節がやってきました。