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Tere!(エストニア語で、こんにちはの意)
エストニアの首都タリンにある世界遺産「旧市街」にラエコヤ広場があります。
ここは見所が多い広場ですが、そのうち2つ、見つけにくい見所があります。1つは「どれ!?「タリンで最も有名な5つの尖塔すべてを見られる石」から見える5つの尖塔はどれなの!?」(https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/tallinn/2019/09/post_47.html)でご紹介させていただいた「タリンで最も有名な5つの尖塔すべてを見られる石」の場所です。今回はもう1つをご紹介したいと思います。こちらです↓
この写真ではわかりませんか???ではこちらの写真ではいかがでしょうか?↓
おわかりいただけたでしょうか?そうです、石畳みに石で描かれたこのL字型のことです。これは何かというと、1695年に処刑が行われた場所なのです(ラエコヤ広場で行われた唯一の処刑の跡)。「地球の歩き方」に載っていないからか日本人らしきアジア人が見ているのは見かけたことがありませんが、海外のガイドブックには載っているらしく、写真を撮っている人を見かけていました(コロナ禍前の話です)。
さてこのL字型が広場のどこにあるのかというと、1枚目の写真に戻りまして、目印となるのは観光客の皆さんがよく訪れる「市議会薬局(Raeapteek)」(住所:Raekoja Plats 11, 10146 Tallinn)です。この薬局の看板には薬学のシンボルである蛇が巻き付いた杯(ヒュギエイアの杯(Bowl of Hygieia))が描かれているのでとても見つけやすいと思います。
ちなみにこの薬局は1422年創業、ヨーロッパ最古の薬局のひとつとして有名です。店内では「恋の病を治す薬」として処方されていた「マジパン」を販売していたり、奥には小さな博物館があったりといろいろ楽しめるので、もしよかったらぜひ現在も薬局として活躍中の店内もお楽しみください。
雪で地面が見えない時には見つけるのがかなり難しいので冬はちょっとがんばってください。
ではまたここでお会いしましょう!コロナが早くおさまりますように。