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2021年10月、JR余市駅前にオープンした「ホテルループ」。
ホテルを運営する会社の関連企業は、2年前からワイン用ブドウ栽培を開始したワイン造りをおこなう会社でもあり、今まさに自社ワイン製造のための準備を進めているそうです。
ホテル建物1階は、「余市バル・ループ」というワインとスペイン料理のレストラン。
「ホテルループ」は、「ワインを楽しむホテル」としてオープンしました。
「天然のワインセラー、"ワインカーヴ"の空き部屋に泊まる」というコンセプトのホテルで、2階は「ブドウ畑を耕す」、3階は「ブドウを醸す」をテーマにしています。
今回は「ブドウ畑を耕す」がテーマの2階の客室をご紹介します。
チェックインは、1階レストランで。
必要事項を記入し、宿泊料金の支払いを済ませると、スタッフの方が客室まで案内してくれます。
階段を上り、2階へ。
途中、2階廊下と、客室へ向かうまでの間にも、ワインカーヴをイメージさせる雰囲気でいっぱい。
今回宿泊したのは「コンパクトダブル」。
ぶどう畑の「キャビン」(小屋)をイメージした造りだそう。
客室に入って真っ先に目に入ったのは、むき出しの壁と木製ハンガー。
シンプルな中にデザイン性と、どこかぬくもりを感じます。
天井も床もむき出しの素材が見える「コンパクトダブル」は、素朴でいてスタイリッシュ。
照明をつけると、旅のひとときが一層グレードアップした雰囲気に。
客室のデザインはもとより、設備は使い勝手がよいシンプルな設えです。
見た目のすっきり感が心地よく、どこか見たことがあるような気持ちにさえなる雰囲気です。
初めてのホテルですが、その空気感にすぐに馴染んで、とてもリラックス。
アメニティは、バスタオル・フェイスタオル・バスマット・スリッパ・歯ブラシ・ドライヤー・シャンプー・加湿器・電気ケトルなどが揃っており、清潔感あふれる客室です。
「コンパクトダブル」の客室は、シャワーブースのみ(バスタブなし)ですが、3階の「スタジオタイプ」や「デラックスツイン」「スタンダードダブル」は独立したバス付き、しかも檜風呂だそう。
トイレは「コンパクトダブル」を含め、いずれも独立したウォッシュレットトイレです。
ますます、"自分の場所"と感じられる滞在が叶いそうです。
「余市バル・ループ」に続き、ホテル・ループでも印象的なスポットがいくつもありました。
その一部を写真でご紹介します。
最後になりましたが、1階「余市バルループ」のディナーはワインを含めて最高でした。
そしてスタッフの方のサービスも。
ディナーのアラカルト料理を欲張ってたくさんオーダーした結果、最後のステーキがどうしても食べきれずにいると、スタッフの方が声をかけてくださり、別のお皿に移し替えて客室まで「テイクアウト」に!
そのおかげで少し時間をおき、自室でゆっくりと完食できました。
「ワインオープナー」も完備で、旅先で見つけたワインを飲みたくなったら、客室でワインを楽しめます。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、テレビがありません(Wi-Fiは完備です)。
そのおかげで、夜をゆっくりと過ごせたうえ、辺りがとても静かで、いつもよりぐっすり眠れるかもしれません。
当初「ワインカーヴのような」客室をイメージできずに出かけましたが、想像以上に居心地がよく、自分の家や別荘かのように(別荘は持ったことはありませんが)くつろげました。
これからは、ニセコや小樽でのアクティビティ・観光の際もこちらでの「余市ステイ」がさらに充実した旅を満喫できそうです。
次の機会には、スタッフの方がおすすめの「檜風呂」がある客室にステイ希望です。