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いまのフランスをときめく有名パティシエふたりのコラボスイーツが、2021年5月22日から売り出されています。フィリップ・コンティチーニとジェフリー・カーニュが、連弾して作り出した限定スイーツ「バブカ・プラリネ」です。
フランスのスイーツに詳しい人なら気がついたかもしれません。「バブカ・プラリネ」とはフィリップ・コンティチーニとジェフリー・カーニュそれぞれの得意分野を合わせて作られています。
「バブカ」とはもともと、ポーランドなどで食べられていた復活祭のときのパンのことですが、そこから派生した「ラ・バブカ」はジェフリー・カーニュを代表するクリエーションです。そしてプラリネは、フィリップ・コンティチーニの得意作パリブレストに見られるように、フィリップ・コンティチーニが長年取り組んできた対象のひとつ。それらがふたりのエッセンスが、バブカ・プラリネとして集約されています。
軽い酸味と塩バターキャラメルの風味があるレバント風バブカの生地に、アーモンドとヘーゼルナッツのプラリネおよびチョコレートおよびイタリアのピエモンテ産ヘーゼルナッツのペーストが組み合わさっています。その上にはキャラメリゼされたアーモンドとヘーゼルナッツが、香ばしさと食感の変化を加えます。
価格は1個(4~5人分)€24。フィリップ・コンティチーニまたはジェフリー・カーニュのフランス国内各店(店頭またはオンライン)で購入できます。
飲食業界において、パティシエや料理人はイベント内で出会ったりコラボしたりすることはありますが、お店へ戻るとそれぞれ独自の道を進んでいくことが多いです。このまたとない機会に、ふたりの才能の融合を味わいたいです。