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連日満席のレストランがカハラに
新型コロナウイルスの影響で閉店するレストランが多いなか、カパ・ハレは昨年2020年12月にオープン。毎晩予約でいっぱいになる人気店です。高級住宅地のカハラにはなぜかレストランの名店が少なかったのですが、カパ・ハレのオープンでカハラのグルメ体験がグッとレベルアップしました。メニューは数週間に一度変わるので、行くたびに違った料理を楽しむことができます。
www.kapahale.com: PC
オーナーシェフ:ケアカ・リー
オーナーシェフのケアカ・リーは、ホノルル生まれのホノルル育ち。カハラにほど近いカラニ高校を卒業し、カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)のカリナリー・インスティチュート・オブ・ザ・パシフィックを2009年に卒業しました。卒業後はホノルルの3660 on the RiseやAlan Wong'sで働いたあと、サンフランシスコのBenuやニューヨークのBernardinといった有名店で修行を積みました。その後ホノルルに戻って、ダウンタウンのピッグ&ザ・レディーの総料理長を務め、2020年12月にカパ・ハレをオープン。
シェフ・ケアカが作り出す料理は、生まれ育った自然あふれるハワイと修行を積んだ大都会のニューヨークのテイストが見事に融合したフュージョン料理です。
発想の転換! 美味なフュージョン料理
シェフ・ケアカのルーツである韓国の味があちこちに隠し味として使われています。
▲オープン時からある定番メニューの「Let's Tako 'bout it」は、グリルした柔らかいタコを黒ニンニクの焼豚とロミロミトマトそして黄色いたくわんと一緒にいただきます。見た目も美しいのでインスタ映えする料理です。
▲ハワイ近海でとれたアヒ(マグロ)を薄く切った「Ahi Kapa-ccio」にはルッコラが添えられ、発酵レモンのソースと海苔の佃煮と一緒にいただきます。まるで、洋風のお刺身の味わいなので、きりりと冷えた辛口白ワインと一緒にいただきたいですね。
▲オアフ島ノースショアのコレア農園のサンチョーク(菊芋)です。私はサンチョークを初めて食べたのですが、食感はさつま芋のようです。とはいうものの、お腹にドッシリくることはなく軽い感じ。クレームフレーシュをたっぷりつけて食べると最高です。
▲韓国スタイルのカウアイ島産エビにプルコギのボロネーズソースを平たい太麺のタリアテッレに。韓国スタイルとかプルコギとはいいながらも隠し味程度で、ひと口食べると「あれ、なにこれ? おいしいけどなんだろう?」とゴソゴソとメニューを出してチェックしました。味に深みのある絶品のパスタです。
▲オープン時から人気のデザート「Lemon Dream」です。レモン味のさっぱりとしたセミフレッドにリリコイのカード、そしてカパがデザインされたメレンゲが特徴的です。お腹いっぱいでも食べることのできるステキなデザートです。
シェフがテーブルに
場所はカハラ郵便局の近くでカハラモールの端っこあたり。近くにはオリーブツリーカフェがあります。オープンな雰囲気のなか、駐車場に面したラナイの席でも食事を楽しむことができます。時間があるとオーナーのシェフ・ケアカが「どうでしたか?」「お味はいかがでしたか?」と一つひとつのテーブルを回ってくれます。作り手の顔が見えると料理もよりおいしくなります。すばらしいサービス精神ですよね。
次回のハワイ渡航の際にはぜひ立ち寄ってください。連日満席となっている人気レストランなので、必ず予約を取ってから行くことをおすすめします。
■カパ・ハレ(Poke Waikiki)
・電話: (808) 888-2060
・営業時間:
ディナー 17:00~21:00(日~木)、17:00~21:30(金、土)
ランチ 10:30~14:30(火~金)
ブランチ 8:00~14:30(土、日)
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