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希少なアサザの群落を求めて【上渋井ハス園】@塙町

bill

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福島特派員

更新日
2021年6月4日
公開日
2021年6月4日
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塙町上渋井にある上渋井ハス園に行ってきました。

地元有志による遊休田を活用したハス園で、ハスの見頃は7月から9月です。

今回は、ハス園上部の池に広がるアサザの群落を目的に初夏の様子をうかがいます。

シーズン前ということもあり、主役(ハス)はまた蕾すらつけてない状態です^^;

複数あるハス池脇の農道を進んだ先へと進みます。

木立に囲まれて複数の池が点在しており、下部のハス池とはまた違った雰囲気に包まれます。

そこは正に"リアル・ビオトープ!"想定外の好ロケーションが広がっていました♪

雨上がりの高曇りでしたが、アサザの群落は予想以上です♪

県南地区にあるためでしょうか。開花は県内でも早い印象を受けます。

アサザは、レッドブックデータ指定の希少種で、県内では猪苗代湖北岸などが有名です。

密生度や観察のしやすさでは、ヒシに押されがちな猪苗代湖のそれを大きく上回っています。

自然のシノブでしょうか。倒木さえも美しく彩られていました。

ひとつの花は半日しか持たないとされるアサザ。

生育にはそれなりの条件があるようですが、水質浄化作用も期待できるそうです。

スイレンの見頃が本格化するのは、これからです。

向かって右奥の池ふたつには、コウホネの姿も散見されました。

アサザとあわせ、こちらもまた何気に貴重な花となります。

キスゲやアヤメなど、池の畔には多くの花を見ることができました。

飛ぶ宝石とも言われる「ルリイトトンボ」の姿も。

特徴的にオゼイトトンボと思われます。

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