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日本遺産「会津の三十三観音めぐり」番外札所で「会津ころり三観音」のひとつで
平安初期(約1200年前)、仏都会津の祖「徳一大師」によって建立された観音霊場です。
目下、秘仏「本尊聖観世音菩薩立像」が約400年ぶりに御開帳されています!
(2021年6月30日まで)
仁王門
仁王門で拝観料(300円)を支払い、お札↓1枚を観音堂へと持参します。
(観音堂にて日付と氏名を記入していただけます)
参道
指圧観音と左奥に高野槙
樹齢1200年の高野槙は、県指定の天然記念物。
根回り6m、高さ30mで、高野槙としては稀な巨木とのことです。
ちなみに高野槙は、福島県が北限の地とのことです。
そして、観音堂へ。(東正面)
東西向拝口(東から入って西から出る構造)は、西方浄土への安楽往生を祈願したものでたいへん珍しいそうです。
さらに、南側にも入口がある三方開きは国内唯一の存在です。
秘仏の御開帳は、昨年12月の秘仏と観音堂回廊の修復完成を祝ってのこと。
これまで400年以上に渡って御開帳されることはなかったそうです。
その秘話とともに、ぜひ現地にてご参拝いただきたいと思います。
※一般参拝者の撮影は禁止。
荘厳な造りがうかがえます。
名匠「左甚五郎」作の隠れ三猿もまた現地でご確認いただければと思います。
御開帳初日は、御本尊の前で秘仏と観音堂の修復終了の報告とあわせ、コロナ禍の収束を願ってお経が唱えられたそうです。