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約400年ぶりの御開帳!鳥追観音如法寺の秘仏@西会津町

bill

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福島特派員

更新日
2021年6月10日
公開日
2021年6月10日
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大山祇命神社を後にし、帰りの道中にある鳥追観音如法寺へ立ち寄ってみました。

日本遺産「会津の三十三観音めぐり」番外札所で「会津ころり三観音」のひとつで

平安初期(約1200年前)、仏都会津の祖「徳一大師」によって建立された観音霊場です。

目下、秘仏「本尊聖観世音菩薩立像」が約400年ぶりに御開帳されています!

(2021年6月30日まで)

仁王門

仁王門で拝観料(300円)を支払い、お札↓1枚を観音堂へと持参します。

(観音堂にて日付と氏名を記入していただけます)

参道

指圧観音と左奥に高野槙

樹齢1200年の高野槙は、県指定の天然記念物。

根回り6m、高さ30mで、高野槙としては稀な巨木とのことです。

ちなみに高野槙は、福島県が北限の地とのことです。

そして、観音堂へ。(東正面)

東西向拝口(東から入って西から出る構造)は、西方浄土への安楽往生を祈願したものでたいへん珍しいそうです。

さらに、南側にも入口がある三方開きは国内唯一の存在です。

秘仏の御開帳は、昨年12月の秘仏と観音堂回廊の修復完成を祝ってのこと。

これまで400年以上に渡って御開帳されることはなかったそうです。

その秘話とともに、ぜひ現地にてご参拝いただきたいと思います。

※一般参拝者の撮影は禁止。

荘厳な造りがうかがえます。

名匠「左甚五郎」作の隠れ三猿もまた現地でご確認いただければと思います。

御開帳初日は、御本尊の前で秘仏と観音堂の修復終了の報告とあわせ、コロナ禍の収束を願ってお経が唱えられたそうです。

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