パリ地下鉄での切符の買い方まとめ 操作棒クルクル式【写真で順に解説】
2014.2.27
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パリおよび近郊の公共交通機関で使用できる非接触型ICカード「Navigo(ナヴィゴ)」。日本のSuicaのような金額ではなく、切符や定期券をチャージして使うカード型定期券ですが、そのチャージをスマホを使って行うことができます。つまり駅の券売機や窓口ではなく、ホテルや家の部屋でゆっくりとチャージできるため、外で財布を出さず治安面でもおすすめです。
そのチャージ方法を順に解説します。
旅行者が主に使うNavigoは「Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)」「Navigo Découverte(ナヴィゴ・デクーヴェルト)」の2種類です。用途によってチャージしてカバーできる切符が異なります。
■Navigo Easy
・Ticket t +(1枚または10枚回数券)
・1日券モビリス
・ロワシービュス
・オルリービュス
■Navigo Découverte
・1日パス(1~2、1~4、1~5ゾーン)
・1週間パス
さらに詳しい解説は『地球の歩き方』パリ編またはフランス編にも載っていますので、あわせてご覧ください。
Navigoのチャージに必要なものは、Navigo本体とスマホのみ。今回はiPhoneでのチャージ方法を紹介します。
まず、イル・ド・フランス地域圏交通連合(Île-de-France Mobilités)のアプリをダウンロード(iOS/Android)。
アプリを起動し、画面下部「Purchase」をタップすると「On my Navigo pass」という画面になります。さらにタップすると「To scan your Navigo pass(Navigoをスキャンしてください)」と表示されますので、画面のイラスト通りにスマホの下にNavigoを置き、「SCAN MY PASS(カードをスキャン)」 をタップします。
スマホがNavigoを認識して画面が変わり、「BUY A TICKET(切符を買う)」と表示されます。
スキャンしたNavigoに何も切符が入っていない場合は「There are no tickets on your Navigo pass(切符は入っていません)」と表示され(下記画像左)、例えばTicket t+が入っている場合は、右に「quantity」と表示され丸の中にその数字が現れます(下記画像右)。画像は現在私のNavigoの中に入っているTicket t+の数です。そして「BUY A TICKET(切符を買う)」をタップすると、次は買う切符を選ぶ画面になります。
種類と数を選んだら、それぞれの場所の「BUY(買う)」をタップ。支払いの画面になります。「Receive my receipt by email(レシート送付先のメールアドレス)」を記入して、「I accept the general terms and conditions of sales and use(購入・使用規約に同意する)」にチェックを入れ、支払い方法をタップします。
今回はiPhoneで購入していますので、Apple Payとその他の支払い方法の2種類が表示されています。Apple Pay以外のクレジットカードで支払う場合は「OTHER PAYMENT METHHODS」を選択します。
選択するとクレジットカード情報を入力する画面になりますので、そこで決済すれば購入完了。Navigoの中に、新しい切符がチャージされます。
この方法でチャージすれば、慣れないパリの町なかで財布やクレジットカードを出さなくてもいいですし、部屋のなかで落ち着いてできて、とても便利。スリに狙われるなど犯罪の可能性を少しでも減らすことで、より楽しいパリ滞在になりますよ。
▲映像での操作方法