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これからの季節、北海道といえば紫色のラベンダーを思い浮かべる方が多いかもしれません。
広々とした畑の風に揺れるラベンダーは、写真を見るだけでも癒やされます。
コロナ禍でなかなか旅をしにくいタイミングもあると思いますが、今回は、北海道のなかで最も有名なラベンダー畑のひとつで、夏の北海道旅行の王道、中富良野町の「ファーム富田」を紹介します。
状況が落ち着いときの旅の参考にしてください(撮影は2020年以前)。
例年、北海道でのラベンダーの見頃は7月。
6月下旬から紫色の蕾が出始め、畑は少しずつラベンダー色が濃くなっていきます。
そして開花すると、一面、目が覚めるような美しいラベンダー色に。
「ファーム富田」には、平地や山の斜面など、いくつものラベンダー畑があります。
辺りは一面ラベンダー色ですが、そのなかにトンボや蝶、ミツバチが飛び交っています。
ラベンダーの香りと色に包まれるような光景だけでもリフレッシュには十分ですが、さらに蝶やトンボが飛んでいる光景は、童心にかえることができるような懐かしく感じる風景でもあります。
ファーム富田では、7月のラベンダーシーズンに限らず、オープン期間中はさまざまな花が咲く花畑も見どころ。
ラベンダーはもちろん、カラフルな色の花々が規則正しく並ぶラインは、ビタミンカラーでいっぱいです。
そんなラベンダーとビタミンカラーが創り出す色のコントラストは、ファーム富田最大の人気要素といってもよいでしょう。
ラベンダー畑やそのほかの花畑は屋外ですが、ラベンダーの見ごろの時期には、通路がかなり密になる可能性があります。
このため、屋外であっても、マスクの着用が必要です。
2020年夏は、混み合ってきたタイミングで、マスクの着用を促すアナウンスが流れていました。
マスクをつけられない方以外は、マスクを持参のうえ、楽しんでください。
また、敷地内には建物や木陰もありますが、日よけがない場所もあり、晴れて気温が上がっているときは、帽子があると過ごしやすいと思います。
来場者の込み具合によっては、日傘は危険な場合もあるので、日差しが強い日は帽子の用意をおすすめします。
このほかファーム富田へのアクセスですが、ラベンダーの満開時期には、周辺道路の渋滞が予想されます。
車でのアクセスには、時間に十分な余裕をもってお出かけください。
札幌ステイの場合、車でのアクセスのほか、観光バスによる「日帰りバスツアー」も便利です。
北海道は地図上で見た感覚以上に距離が離れていることもあり、ラベンダー畑や周辺エリアを効率よく回るにも、日帰りバスツアーはおすすめです。
札幌発富良野ラベンダーバスツアーなどもぜひチェックしてみてください。
ラベンダー畑と季節の花畑で人気のファーム富田ですが、敷地内を歩いていると、思いがけないステキな光景を目にすることも。
そんな自分だけのお気に入りスポット探しもおすすめです。
【ファーム富田】
・住所: 北海道空知郡中富良野町基線北15号
・TEL: 0167-39-3939
・営業時間・定休日:営業時間・定休日は、新型コロナの影響や季節・天候などにより変更になる場合があるので、ファーム富田ホームページを参考にしてください。