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桧枝岐村にある会津駒ヶ岳へ行ってきました。
日本百名山のひとつで、なだらかな山容を特徴とします。
中門岳と併せ、花と山頂湿原に囲まれた好展望の稜線を歩きます。
滝沢登山口よりスタート
(登山に適した装備必須)
まずは樹林帯の中で高度を上げていきます。
難所のない優しい山ですが、累積標高差は約1300mとそれなり。
特に稜線上では、夏の日差しに加え天候急変への備えも肝要です。
山頂を望むベンチへ。
早い時間帯に覆っていたガスは、タイミングよく抜けてくれました。
ここより先は、基本的に木道となります。
ベンチの先から池塘が見られるようになってきます。
山頂(左奥)から2098Pへと続くなだらかな稜線が見て取れます。
モフモフのワタスゲが風に揺れています。
木道を囲むのは、花を終えたコバイケイソウです。
山頂付近のそれとは、1週間から10日前後早いようです。
向かって左側に燧ヶ岳と至仏山
駒の池(駒の大池)の畔にあるベンチと駒の小屋
会津駒ヶ岳と駒の池のコラボ
この景色を眺めながら休憩は至福の時です♪
そして、今回の目玉のひとつ「ハクサンコザクラ」
駒の池周辺から中門岳へと続く稜線上で見ることができます。
小さな花が美しく風に揺れていました♪
山頂直下に広がるコバイケイソウの群生地
今年2021年は、会津駒ヶ岳も例に漏れず当たり年のようです。
コバイケイソウ群生地の端部付近から斜度が若干上がります。
そのポイントにある昨今話題の看板
必ず……ではありませんが、特に雨天時は注意が必要です^^;
山頂直下より、駒の小屋方向を望みます。
燧ヶ岳が美しく見える角度でもあり、駒の池周辺の緑と相まってとても印象的です。
燧ヶ岳と至仏山
その間には、広大な尾瀬ヶ原が広がっています。
山頂標識と左奥に燧ヶ岳の頂
厳冬期は、この標識も雪に埋もれてしまいます。
すぐに視界が開け、中門岳へと続く稜線の全景が見えてきます。
まさに、天空の稜線といった趣で、高低差も少なく快適に歩くことができます。
左奥は越後駒ヶ岳周辺の山々です。
何度も立ち止まっては、360度のパノラマ展望を堪能します。
以前より整備が進みつつあるとはいえ、荒れた木道もまだまだ残ります……
なお、木道敷設替を含めた環境保全に関する協力金も募集中とのことです。
中門の池へ。
中門岳のアイコン的なスポット「中門の池」
空を映す稜線上の大きな池がとてもきれいです♪
休憩スペースには新たにベンチが設けられていました。
池塘の広がる広大な中門岳の山頂へ。
山頂を後にし、再び快適な稜線を戻ります。
山頂を過ぎ、コバイケイソウの群生地に囲まれつつ下ります。
【参考】厳冬期の会津駒ヶ岳