キーワードで検索
こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。トップからヘタウマな地図でスミマセン(笑)
今回は「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」シリーズ第15回「マンホールコレクション」です。
ここ北杜市は、平成の大合併で8町村がひとつになった市なんですよ。
8つの町の個性が、いい意味でいまだに残っていることが、自慢のひとつです。
それぞれの町のマンホールを見ながら、8つの町を見ていきましょう。
まずは、いちばん南側に位置する明野町です。マンホールには、村だった頃のシンボル村の鳥「キジ」と村の花「ツツジ」村の木「ヤマザクラ」が描かれています。明野町で暮らしていると本当によくわかるんですが、キジの鳴き声は毎日のように聴こえるし、ツツジもヤマザクラもいっぱいの自然あふれる里山なんです。
昨年と今年は中止になりましたが、向日葵畑と南アルプス連峰のコラボレーションが楽しめる「北杜市明野サンフラワーフェス」にはたくさんの人が訪れます。
バラの季節には、「ハイジの村」もおすすめです。
同じく南側に位置する武川町。おいしいと評判の武川米と山高神代桜、舞鶴松、精進ヶ滝が描かれていますね。
次は東から須玉町、いってみましょう。瑞牆山(みずがきやま)、町の獣「オコジョ」、町の鳥「ヤマセミ」、町の木「シラカバ」、町の花「サツキ」が描かれています。自然あふれる須玉町では、美しい紅葉が楽しめます。
高根町。八ヶ岳と牛、かやぶき屋根の家々が描かれています。清里のイメージでしょう。清里にはナチュラルガーデンとおしゃれなお店が並ぶ「萌木の村」や「山梨県立まきば公園」があります。
大泉町です。町の鳥「セキレイ」が、バックには村の木「松」そして村の花「花ツツジ」が描かれています。日本名水百選のひとつ「八ヶ岳南麓湧水群」が集まって流れ出す澄んだ清流が美しいところです。
長坂町です。国蝶オオムラサキが大きく描かれ、八ヶ岳と三分一湧水が豊かな自然を表しています。長坂町周辺はオオムラサキが日本でもっとも多く生息しているそうです。昆虫に親しむテーマパーク「オオムラサキセンター」 もあります。
小淵沢町。町の花「スズラン」が一面に描かれています。長野に隣接する小淵沢町は「馬のまち」と呼ばれるほど数多くの乗馬クラブがあるんですよ。標高約1000mに位置する小淵沢町は、馬の生育にぴったりな気候だそうです。馬だけではなく、おいしい野菜もたくさん育ちます。
白州町。甲斐駒ケ岳、町の鳥「カッコウ」、町の花「シャクナゲ」、町の木「松」がデザインされています。白州といえば「サントリー白州蒸留所」を思い浮かべる方も多いかと思います。南アルプス連峰から流れてくる澄んだおいしい水があるからこそおいしいウイスキーが作れるんですよね。日帰り登山ができる日向山の頂上からは、甲斐駒ケ岳が迫ってくるように間近に見えます。
北杜市に移住を考えている皆さん。
マンホールから、北杜市の8つの町が見えてきたことと思います。
豊かな自然と澄んだ水、おいしいお米や野菜。すてきなお店もたくさんあります。
いまは移動が難しくなっていますが、こういうときに情報収集してみてはいかがでしょうか。
********************
「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」バックナンバーはこちらです。
第1回「定点観測」
第2回「野鳥観察」
第3回「山菜を満喫」
第4回「空を眺めて」
第5回「薪ストーブ」
第6回「野の草花に親しむ」
第7回「蝶とたわむれて」
第8回「小さい秋みつけた」
第9回「石仏に親しむ」
第10回「甲州弁を学ぶ」
第11回「スモークベーコンを手作りする」
第12回「庭に宿根草を植える」
第13回「アマガエルは友達」
第14回「お庭でバーベキュー」