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滅多に見ることのないダムの放流を見たので上の湯原ダムへ行ってみることにしました。
ダム湖へ上がる途中の展望台でダムを臨みます。
洪水調節と発電を目的とした多目的ダムです。
ダムの天端にやってきました。長さは200m弱あります。
歩くとけっこうな距離ですが、車も通れます。
こちらが湯原湖で面積は4.55キロメートルで中国地方最大になります。有効貯水量も8万6000千立方メートルあり県内最大の量です。
天端から放流している旭川を見下ろします。
え?
迫力がない?
流れ落ちる水流が撮れればいいのでしょうが、身を乗り出して撮影するには怖い高さです!
写真で見ると感じられないでしょうが、水面まで73mほどあります。
これでどうでしょう。
滑り落ちる水がまるで雪のようでした。怖ぇ~。
前回、レポの砂湯が見えますね。露天風呂は水没していますが、上から見ると浅い部分は岩肌が見え、温泉部分は濃い緑色で色のコントラストでなんとなく露天風呂の形が認識できます。
最後にダム湖のわきにある湯原ダム管理事務所へ行きダムカードとパンフレットをいただきました。
出てこられた職員の方に放流するダムの迫力の感動を伝えると
「私もこういう放流は初めてです。」と。
驚いて、「年に数回は放流をするんじゃないですか?」とたずねたら「しませんよ。災害の危険があるから放流するんです」。
それでは2018年の西日本豪雨以来の放流でしょうか。災害を未然に防ぐための放流、とってもレアな湯原ダムを見ることができたみたいです。
・住所: 〒717-0402 岡山県真庭市湯原温泉3
・電話番号: 0867-62-2010(湯原ダム管理事務所)
・URL: 岡山県公式サイト
・アクセス: (車)米子自動車道湯原ICから約5分、(公共)JR中国勝山駅から湯原温泉・蒜山高原行きバス約35分/「湯原温泉」下車、徒歩約15分