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秋の知らせが届き始めた浄土平へ行ってきました。
今回は天候などを考慮し、一切経山&鎌沼に浄土平湿原を併せる王道ルートを巡りました。
※まん延防止等重点措置のため、レストハウスでの飲食の提供は9月12日まで休止中です
ビジターセンター脇の駐車場から、先ずは一切経山を目指します。
大穴火口を眺めつつ高度を上げていきます。
振り返って、浄土平と吾妻小富士周辺です。
鎌沼との分岐を右に折れ、一切経山方向へ。
かつての最短ルートと合流します。
一切経山のピークは中央奥となります。
鎌沼と東吾妻山方向を振り返ります。
磐梯山周辺はガスの中です。
広い山頂の先から魔女の瞳こと「五色沼」を望みます。
鉛色の空と波立つ水表面の影響で、コバルトブルーの色味は精彩を欠いています……
ジッとしているのが難しいほどの強風でした。
強風下で日差しもないことからサクッと山頂を後にし、鎌沼分岐へと戻りました。
分岐を右に折れて鎌沼方向へ。
酸ヶ平避難小屋方向を振り返ります。
東吾妻山をバックに鎌沼です。
谷地平との分岐を左に折れ、鎌沼の畔を進みます。
鎌沼の先に前大巓(左のピーク)と1928P(1,928mピーク)
見上げた先には、青空が姿を見せてくれました。
姥ヶ原分岐を左に折れ、浄土平方向へ。
樹林帯の途中より、大穴火口付近を望みます。
木道をのんびり散策しながら秋めく湿原の様子をうかがいます。
風に揺れる湿原のススキと吾妻小富士です。
湿原では、エゾリンドウやウメバチソウ、ヤマハハコなどがよく目立っています。
エゾリンドウは、日差しとともに花を開く個体もチラホラと見られました。
黄色系の主役はミヤマアキノキリンソウです。
ナナカマドの紅葉も始まっていました。
湿原全体としては、草紅葉の初期段階といったところでしょうか。
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リニューアル工事を終えたばかりの吾妻小富士の登山道(木道)を歩いてみました。
約3ヵ月ぶりに再開通したばかりの木製階段を上ります。
【参考】一切経山の途中より望む吾妻小富士
赤〇部分が木製の階段部分
約270段の木段に使われているのは、福島県産のカラマツ材です。
新たに滑り止めも設けられ、湿った状態等での安全性は格段に向上しています。
振り返って、ビジターセンター&大穴火口方向です。
火口壁を東へ(登って左へ)3分ほど歩いた先のポイントより。
涅槃坂周辺を俯瞰できるので、特にお鉢巡りまでは……という方にはおすすめです!
【動画編】 (28秒)