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フランスのカフェ、ファーストフード店などで持ち帰り用に何か買うとき、何と言ったらよいのでしょうか?
持ち帰る時は、「À emporter.」
お店で食べる場合は、「Sur place.」
いつかフランス旅行をするために覚えておくといいですね。
フランス語にはたくさんの類語が存在します。辞書で「持って行く」を調べると、今回の「emporter」と 「apporter」という動詞が出てくると思います。「emporter」と 「apporter」フランス人はどう使い分けているのか説明します。
カフェで持ち帰るときに、なぜ「apporter」という動詞を使わないのでしょうか? 「apporter」は「持って行く、持って来る」などの意味があります。フランス人は「どこに持って行くのか、どこに持って来るのか、目的地が強調される場合」に「apporter」を使います。カフェのスタッフとしては「お店で食べるのか、持って行くのか?」その情報だけが必要なので、どこまで持って行こうとしているのかは重要ではありません。「emporter」は「物を一緒に持ち運ぶ、物を一緒に持ち去る」という意味で、「一緒に持ち運ぶ」事が強調されます。
だからカフェでの持ち帰りは「À emporter.」になるわけです。