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フランスが好きで切手も好きな人にとっては、見逃せないイベントがあります。2021年10月8日から、日本郵便とフランス郵政公社(ラ・ポスト)が共同発行した切手が、日仏双方で発売されます。さらに少し上の世代には懐かしい「UFOロボ グレンダイザー」の切手も、フランスで同日に発売されます。
日仏コラボ切手の発売は、2021年が日本におけるフランス祭「ラ・セゾン」であり、それを契機としたもの。どちらも、見逃せない絵柄となっています。
▲郵便ポストがデザインされた切手(左)と限定消印(右)
日本郵便とラ・ポストが共同発行する切手のデザインは、どちらも日仏のポストが描かれほぼ同じように見えますが、少しずつ違いがあります。フランス側で発行される切手のシート背景には昔のフランスのポストが、日本側で発行される切手のシートの背景には昔の日本のポストが描かれています。またフランスのポストはラ・ポスト側が原画を作成しています。
▲グレンダイザーがデザインされた切手(左)と限定消印(右)
グレンダイザーは永井豪さんの作品を原作として、東映アニメーションが製作し1975年に日本で放送されたアニメです。フランスでは「Goldorak(ゴルドラック)」という名前で知られ、1978年から放送され絶大な人気を博しました。2021年は製作から45周年の記念年です。
【日仏郵便ポスト切手】
・先行販売: 2021年10月8、9日
・パリ: Le Carré d'Encre(10:00~17:00)
・一般販売: 2021年10月11日
・場所: フランス国内の郵便局およびラ・ポストのウェブサイト
【グレンダイザー切手】
・先行販売: 2021年10月8、9日
・パリ: Le Carré d'Encre(10:00~17:00)
・ヴァランシエンヌ: Cité des congrès Valenciennes(10:00~18:00 )
・一般販売: 2021年10月11日
・場所: フランス国内の郵便局およびラ・ポストのウェブサイト
先行販売の時期(10月8、9日)のみ、それぞれポストまたはグレンダイザーの特別消印を押してもらえます。また、パリ市内にあるパリ日本文化会館では、PRIME PROD社と共催し、制作時のデッサンや当時制作されたグッズなどを展示を通じする「GOLDORAK XPERIENZ」も開催中です(今回のグレンダイザー切手の発表会もパリ日本文化会館で行われます)。世界観やその製作の歴史を知ることができます。
特別の点の様子は、別の記事「フランスで今も根強いグレンダイザー人気、パリ日本文化会館で特別展が開催中【~2021年10月30日】」にまとめました。
・住所: 101 bis Quai Branly 75015
・開館時間: 11:00~19:00(火~土曜)、~21:00(木曜)
・休館日: 日・月曜
・「GOLDORAK XPERIENZ」開催期間: 2021年9月15日~10月30日12:00
・入場料: 一般€7