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〈大きな蓮華の噴水〉
京都駅から歩いて、すぐ近くにあるのが東本願寺。
御影堂門が見える、烏丸通りには大きな蓮の噴水があります。
大きな御影堂門の高さは約28m。
噴水は、大正初めに疏水から本願寺水道が引かれたときに造られたのですが、第2次大戦で損壊したため、戦後に復元されています。
設計は武田五一、蓮華のデザインは、明治から昭和期の日本画家・竹内栖鳳。
今の京都の気温は、日中は少し残暑が残っていますが、朝夕はずいぶんと過ごしやすくなってきました。
東本願寺の塀沿いの道には、ありがたい言葉が並んでいます。
こちらの言葉は……
ここにも……
言葉を見ながら境内へと入って行きます。
〈木造建築物では世界最大級〉
東本願寺は、真宗大谷派の本山で、本尊は阿弥陀如来。
慶長7(1602)年に本願寺の12代、教如上人が、徳川家康から寺地の寄進を受け創建したのが始まりです。
焼失と再建を繰り返し、現在の建物は明治28年に再建されたもの。
親鸞聖人の御真影を安置する御影堂は、間口76m・奥行き58m。
御影堂は、外観が二重屋根であるため二層建築に見えますが、下部は裳階であり単層建築です。
木造建築物では世界最大級の大きさです。
10月半ばの、青空広がる東本願寺でした。
《東本願寺》
・住所: 京都市下京区烏丸通七条上ル
・拝観時間: 5:50~17:30(11~2月は6:20~16:30)
・境内: 無料
・アクセス: JR「京都駅」下車徒歩約5分