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人気の山梨県北杜市”田舎暮らし”の楽しみ方~郷土料理をいただく

水月

水月

山梨特派員

更新日
2021年12月13日
公開日
2021年12月13日
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こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。

「人気の山梨県北杜市"田舎暮らし"の楽しみ方」シリーズも17回目。今回は「郷土料理をいただく」です。

上の写真は、もっとも有名な山梨の郷土料理「ほうとう」です。

北杜市に越してきて21年になりますが、昨年初めて打ちました。意外と簡単なんですよ。

材料は、小麦粉(地粉)と半量の水だけ。200gに水100gで5分ほどこねて、しっとりとまとまったら麺棒で厚さ5mmほどにのばして包丁で切ります。打ち粉をたっぷり使うのがコツです。

具材をそろえて、あとは煮るだけ。何を入れてもいいみたいですが、南瓜は必須だと地もとの方は言います。味も味噌でも醤油でも家庭によっていろいろ。若い友人の家では、味噌や醤油、塩、キムチ味、など味や具材を変えて冬じゅう楽しむそうです。とりあえずスタンダードな味噌味にしました。

鰹出汁で野菜が煮えたら味噌をといて、ほうとうを投入しゆでること6~7分。隠し味にみりんを入れました。山梨の冬には欠かせない、心もからだも温まる郷土料理です。

お次は「鳥もつ煮」です。2010年「第5回B-1グランプリin厚木」でゴールドグランプリに輝いたB級グルメ。上の写真は手打ち蕎麦の店「奥藤本店」鳥もつ煮の発祥となったお店で食べたものです。

甲府駅の土産物コーナーで購入した鳥もつ煮のタレ(税込540円)で鶏レバーを煮てみました。きんかんを入れるのが山梨の鳥もつ煮。タレをストレートで鍋に入れ、鶏レバー、ハツ、砂肝、きんかんを入れて火が通るまで煮るだけ。簡単です。

おいしい! このタレ、濃厚で鳥もつとの相性ばっちりです。さっと煮るだけなので、鳥もつもやわらかい。

地もとの方は、お蕎麦屋さんで鳥もつ煮を食べるのがスタンダードだそうです。旅先で「えっ、他県では蕎麦屋に鳥もつ煮、ないの?」と驚かれる人も多いとか。

ほかに山梨県が「特選やまなしの食」として選んだ47品目のなかには「アワビの煮貝」があります。

そして、今の季節がおいしい「枯露柿(ころがき)」。大きくて甘いんですよ。

それから、馬刺し。ヘルシーで美容食としても注目されていますが、山梨では昔から親しまれてきました。新鮮な馬刺しはとろけるおいしさで、わたしも越してきてその魅力にハマったひとりです。

ほかには、ほんのり甘い「甘納豆のお赤飯」や、これも甘い「小豆ほうとう」。

「吉田のうどん」や大月の「おつけだんご」、じゃが芋を揚げて味噌で甘辛く煮た上野原の「せいだのたまじ」、市川三郷の「にんじんめし」など、その地域独特の郷土料理もあります。

山梨で田舎暮らしをするのであれば、山梨の郷土料理を楽しまない手はありません。

ぜひ、ご家庭で作ってみてください。

地もとの方に教わるのもいいですね。食文化を広く知ることでより深く地域になじめると思いますよ。

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■特選やまなしの食

・山梨県URL: 「特選やまなしの食」

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