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いわき市遠野地区にある往生山へ登って来ました。
標高600m級の里山ですが、ベテランでも迷い易いとのウワサが絶えない場所です^^;
所説ある名の由来は、多くの修験者たちがここで命を落とした…が有力とのこと。
今回は、極位峰を併せる周回ルートを時計回りに巡ります。
(南東側上空より往生山)
駐車場入口にある林道起点の柱票
上画像を過ぎて直ぐの林道
車種によっては普通車でも通過できそうですが、各自でご判断を^^;
駐車場
書籍等では概ね反時計回りを推奨しているようです。
反時計回りは、駐車場先の急坂を登りで使うため若干安全かと思われます。
時計回りのスタートは、左側の林道へ。
(ボクが時計回りとしたのは、分かりにくいとされる林道側を先に見ておきたかった点にあります)
林道は基本的に荒れていますが、一部に舗装路面とガードレールも見られます。
途中、太平洋を望みます。
林道終点から登山道へと入ります。
で、その肝心のルートは…新しい目印が多く分かり易い状況でした^^;
迷い易いとの声に応えたものでしょうか。目印が大量に付けられています。
途中で別の林道へ合流し、左側に折れます。
周回ルートを取る場合、本林道を2回横切ることとなります。
誤って逆回りしてしまう方もいるそうですが、恐らくここがその要因の一つかと。
上画像の矢印の先
沢に架かる丸太の橋を渡ります。
水量によっては、丸太を使わずサクッと渡渉してしまうのも有効です。
上画像の橋を渡って杉林内へ。
現状、杉林内の目印は少なく、本ルートで最も分かりにくい印象です⚠
右奥に続く道状の段差ではなく、斜面を若干左上方側へ向かうよう心掛けたいポイントです。
杉林を過ぎると、添石方向との分岐のある稜線へと出ます。
そこを左に折れ山頂へと進みます。
往生山の山頂へ到着です。
三等三角点の標石脇には、石城(いわき)山岳会設置の案内板が設けられています。
視界が開けているのは、主に南西方向です。
中央奥で目立っているのは、古殿町の三株山です。
山頂を後にし、杉林との分岐を添石方向へと真っ直ぐ進みます。
ここから先も目印はしっかりと目立っています。
添石と呼ばれる花崗岩の大岩
(花崗岩の分布においては、阿武隈山系が国内でも群を抜いているそうです)
アセビが多く見られる点で浜通りらしい印象も受けます。
再び林道へと合流し、横切って斜め左前にある登山道へと進みます。
上画像の矢印の先
無想石(花崗岩)
極位峰と呼ばれるピーク(591P)へ。
手前に弁当石。樹木の先には往生山が見えています。
"極位"とは、標高の「591」mを捩ったものでしょうか?
往生山を含め、これらの呼び名は比較的最近のもの?とのことです。
極位峰のピークを過ぎ、若干下ったポイントにある合掌石
途中にある迂回路との分岐を右へ↓
この先にある杉林は、往路のそれより目印がしっかりとしていました。
杉林内の急坂の下って沢沿いを進み駐車場へと戻ります。
GPSログ