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山梨県甲斐市の伝統野菜~高級ブランド里芋「やはたいも」

水月

水月

山梨特派員

更新日
2021年12月21日
公開日
2021年12月21日
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こんにちは~北杜・山梨特派員の水月です。今年2021年も、ラストスパートに入りましたね。

一年の疲れを癒やすのは、なんといってもおいしいもの! 里芋の煮物、大好きなんです。
といってもこれ、普通の里芋じゃないんですよ。山梨県以外ではなかなか手に入らない高級ブランドの里芋「やはたいも」なんです。白くきめ細かく粘り気が強いのが特徴です。

じつはわたしも、食べたのは初めて。地もとで暮らす友人にいただきました。
山梨県甲斐市の西八幡地区でしか採れない、特別な里芋です。
これが、びっくりするほどおいしい。きめが細かくって粘り気が強いのにやわらかく、薄味で煮たんですが自然の甘みと旨味をたっぷり感じられました。

特別においしいだけのことはあって、連作が難しく同じ畑で続けて栽培することはできないそうです。地域も限られているため生産量が少なく、だからなかなか手に入らないんですね。ネット販売などで探しても売り切れのところが多かったです。

西八幡地区は、信玄堤が築かれるまで釜無川・御勅使川の氾濫原で頻繁に洪水被害が発生した場所。その洪水によって河川の伏流水が砂利とともに流れ田畑に浸み渡り、里芋の栽培に適した水はけの良い栄養豊富な土壌を作ったといいます。

写真は釜無川ですが、西八幡地区は、もう少し下流。南に下った辺りになります。

桜の季節の「信玄堤公園」を紹介した記事はこちら。
【南アルプス連峰の眺望バツグン~桜咲く「信玄堤公園」を歩きました】

甲斐市のマスコットキャラクターは、やはたいもと甲斐犬をモチーフにした「やはたいぬ」。可愛いですね~頭にはやはたいもの葉っぱを乗せているんですよ。

地もとでは、ほうとうにもやはたいもを入れて楽しむのだとか。

蒸して食べるのも、おいしいと教わりました。皮ごと蒸すと布巾でつるりと皮が剥けて、まぶしい白。う~ん熱々は、なにもつけなくてもおいしい! お塩で食べるのもいいですね。
皆さんもどこかで「やはたいも」を見つけたら、ぜひ味わってみてください。

今年2021年も、ブログを楽しんでいただきましてありがとうございました。
どうぞ皆さん、よいお年をお迎えください。

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