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フェリス・アニョ・ヌエボ!

今岡 史江

今岡 史江

スペイン特派員

更新日
2022年1月2日
公開日
2022年1月2日
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初春のお慶びを申し上げます

スペイン通の方だとすでにご存知だと思いますが、スペインではクリスマスは12月22日に始まり、1月6日に終わるといいます。

12月22日はクリスマス(ジャンボ)宝くじの抽選日でスペイン中が一喜一憂します。

仕事は2日から(今年2022年は日曜日なので3日から)始まりますが、1月6日は3人の賢者(王様)が生まれたばかりのキリストにプレゼントを届けた日なので、子供たちは王様からプレゼントを受け取り、それから学校が始まります。

こちらのクリスマスは日本のお正月と同じく家族が集まります。

24日、25日だけでなく、31日、大晦日の夜は友人たちの家族が集まり食事をし、12時の鐘にあわせて12粒のブドウを食べて新年を祝います。

家族との食事のあとは、若い人たちは友人と出かけるというのが習慣です。

今年コロナウイルスの変種、オミクロンが猛威を振るっているヨーロッパ。

他国に比べるとかなり遅ればせながらでしたが、スペインも12月中頃から感染者数が増えてきました。

予防接種を2回打っても、3回打っても、感染するそう。そのかわり症状はインフルエンザみたいだとのこと。そしてウイルスを運んで他者にうつすこともあります。

そこで一緒に住んでいない家族や友人たちと集まる前に、抗原検査キットを薬局で購入し、陰性を確認して行くようになりました。値段は7€、800円くらいです。

一本線が陰性の証拠です。

これをSNSのグループに送って出かけるようにします。

抗原検査の信頼性はいろいろと言われていますが、症状がなく、陰性が出た者同士だとお互いに安心して集まれると思います。

コロナウイルスの変種は相当あると聞きます。

デルタが流行り、今はオミクロン。また新しいのがでてきそうです。

予防接種を受け、3密を避け、手洗いをし、マスクして、抗原検査をして…

こうやってコロナと付き合っていくしかないような気がします。

どうぞ皆さんにとって2022年が健康で、多幸ですばらしい一年となりますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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