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日本では「…狩り」という催しがたくさんあります。
昔、「…狩り」の組み込まれた遠足やツアーに行ったこともあります。
例えばですが、
・ぶどう狩り
・いちご狩り
・もも狩り
・メロン狩り
・りんご狩り
・さくらんぼ狩り
・栗拾い
・芋ほり
・きのこ狩り
果物も栗もお芋も採った覚えはありますが、きのこ狩りに行ったことはありませんでした。調べてみると、おもに栽培されているしいたけや舞茸、しめじなどを採るようです。
松茸狩りに関しては、入山料金を払うか、「松茸狩り」込みの食事や宿泊などとセットになっているものを選ぶかになるようです。
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イビサでは、ハツタケというきのこを探します。
焼いて食べたりもしますが、パエリアやアロス・ブルというご飯物と相性がいいです。
日本でも北海道から沖縄まで各地で採れるきのこのようです。
芭蕉や一茶や尾崎紅葉などもハツタケ(初茸)で句を詠んでいます。
初茸やまだ日数経ぬ秋の露(芭蕉)
近くの松林に見つかるかもしれませんよ。
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マジョルカではハツタケだけでなく、白鹿の舌(シロカノシタ)というきのこを探します。
これは炒めてお肉などのつけ合せにするとおいしいです。
こちらでは通称「猫の舌」とか「牛の舌」とも呼ばれていますが、イビサの人はこれを探さないので、マジョルカ人の主人と私は採り放題です。ちなみにフランス語では「羊の足」と呼ばれ、英語では「はりねずみ」と呼ばれているようです。名前を聞くだけで楽しいですね。
そして私は松茸を探します。
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昨年2021年の11月、例年になく1ヵ月雨が降ったので、この秋冬はきのこが豊作でした。
松茸は1本見つかると、その近くにもう1本、たまに松茸ファミリー勢ぞろい?と思うくらいゴロゴロっとあったり。
香りと食感はまったく日本のものと同じですが、食べると渋みがあり、佃煮にします。
これも誰も採る人がいないので独り占めです。笑
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3種類のきのこの採る時期が微妙に違います。こうやって旬の物を採りに出かけ、季節の行事を楽しんでいます。