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Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)
2022年1月10日から16日までエストニアの首都タリンで"欧州"フィギアスケート選手権が行われた翌週、1月18日から23日まで同会場で"四大陸"フィギアスケート選手権が行われました。
四大陸選手権というのは欧州選手を除く選手達のための大会です(もともと欧州選手権があったため)。通常、欧州選手権は欧州各地で、四大陸選手権は四大陸各地で大会を行うことになっています。今回は当初1月17日から22日に中国・天津で開催する予定になっていましたが、中国が新型コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限や検疫要件などを考慮して開催を断念、その後ISUが同日程で開催可能な国・地域を募集していました。最終的には代替開催地として応募する国・地域がなかったため、ISUが欧州選手権の開催国であるエストニアと協議し四大陸選手権をヨーロッパの地で開催することを決めました。
そのため、四大陸選手権が欧州で行われることは史上初!!! ←理由から考えると2度とこんなことはないほうがいいですけど。
このコロナ禍でもエストニアであれば開催可能であろうとお互い判断したことも、観客ありで実施することにしたこともなんだかエストニアのこれまでの感染対策などを評価してもらえたように感じ、住んでいる身としては嬉しかったです。
なお前回(2020年、韓国・ソウルにて)は男子シングルで羽生結弦選手、女子シングルで紀平梨花選手が優勝したこの大会、今回も女子シングルは三原舞依選手が優勝しました!男子シングルは準優勝に友野一希選手、3位に三浦佳生(目黒日本大学高等学校)、4位に三宅星南、そしてアイスダンスの村元哉中・高橋大輔ペアは日本勢・過去最高位となる準優勝に輝くなど大健闘だった模様です。
2度とないことを願う「四大陸フィギアスケート選手権inヨーロッパ」でしたが、このコロナ禍、開催できて心からよかったと思いました。この余波で1人も感染していないことを願って。
またここで会いましょう!